2007年11月06日

消毒係ビルコンS

「感染症を防ぐにはどうしたらいいですか?」
たぬきが敗血症・感染症が原因で死んでしまった日、
抗がん剤点滴を終えたハクを迎えにいったんだけど、その時に尋ねてみた。
M先生も院長先生も、
「それはやっぱり、隔離して生活させるのが一番でしょうね」と。
多頭生活において、猫エイズや猫白血病の子と暮らしているヒトなら、
少なからずこの点ですごーく悩むんじゃないかと思う。

仲良し同士を引き離して生活させるのはかわいそう。
でも、万が一、他の猫に感染しちゃったらどうしよう。

どちらにしても陰性の子が感染したら、後悔するに違いない。
でもね。うちでは隔離は余程の事がない限りまったく考えていない。
余程の事って言うのは、酸素ケージの中で絶対安静とか、一触即発の感染症とか。
猫白血病キャリアとか猫エイズ位では、隔離しようと思ってない。
それが良いか悪いかは、まぁ、どういう生活を望むかによってみんな考えが違うよね。

空がはじめて猫白血病キャリアと断定された時に、私はすっごく悩んだ。
自分だったらどうかな?
妹が感染症の病気で、私に感染しないようにって隔離されて別々で生活するとしたら?
私が感染症の猫で、ずっと一緒だった猫みんなから引き離されて、
1匹ケージ生活とかになっちゃったら?
そんなの、絶対にイヤだと思った。
感染しないように別々の家で暮らして、一緒にごはん食べたり遊んだりできなくて。
そうすることで長生きして、何が楽しいんだろう?
長生きするために、家族離れてヒトリで暮らすことに、何のイミがあるんだろう?

長生きできなくても、感染してしまったとしても、
私はみんなと一緒がいいな。
一緒にごはん食べたり、遊びに行ったり、ケンカしたり、
もし短い一生ならなおさら、家族みんなで楽しく過ごしたいなって、そう思う。

そんなわけで、我が猫屋敷では、キャリアでも発病しても、隔離は選ばない。
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Wキャリアのメイが猫白血病を発症して貧血が酷くなった時も、
酸素吸入器をレンタルしてりゅう部屋に設置して、
今まで通り、キリと一緒に生活をした。
ずっとずっとメイと一緒だったけど、キリは今も陰性のまま。
隔離せず、一緒に生活させることは、闘病生活のとても大切な支えだった。

病院3の院長先生は、うちの猫がキャリアが結構いるのを知ってるけど、
私の気性も半年関わればなんとなく、わかるみたくて。
「うちでは隔離は絶対にできません」と言ったら「そうですよねぇ」と。

じゃあ、他に何か気をつけたほうがいいことは?

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ハクを迎えに行く前にいろいろ検索していて、
(たぬきはパルボウィルスじゃないけど)パルボだったら、
そういえばそのウィルスもやっつけるって消毒のスプレーが売ってたなぁ。
部屋においておく消毒とかも。
そういうの、家においておいた方がいいのかな・・・って思ってた。

「パルボもやっつけられる消毒のあるみたいなんですが、
そういうの買っておいたほうがいいですか?」

そうそう!多頭飼育の家は持っておいた方がいいよ!
先生のところも使ってるんだよ、これ。
と、院長先生はにこにこ笑いながら力説。

いつも1患者さんが終わると、
シュッシュッっとスプレーして診察台を消毒する係りのヒトがいる。
「ああ、あのいい匂いのですか?」
「あ、あれは別のです。こっちのピンクの。ビルコンっていうんだよ」
ネロリのようないい香りのは、なんなんだろう?気になる。

通販で消毒買ってもいいけど、届くまでかかるでしょう?
良かったら先生のところの分けてあげようか?
と、うれしいお申し出をいただき(しかも安いし)早速分けてもらった。
ビルコンS1gを500ccのお水で薄めて使うだけ。
テキトウなスプレー容器に入れてできあがり☆
使用は作ってから大体1週間程度かな?
ピンク色がだんだん薄くなっていっちゃうの。透明になったら効き目終了らしい。

イザ!作ったはいいけど、どこをシュッシュッってしたらいいんだ?たらーっ(汗)
考え込んでいたら妹が「思いついたとこシュッシュッってすればいいんだよ」
これで玄関とかトイレとか、シュッシュッ。
床も掃除機かけて、シュッシュッとスプレーして雑巾がけ。

ちょっとした時に消毒掃除。
トイレをこまめにキレイにする。
食器をキレイに洗う。

隔離しなくてもね、リスクを減らすことはできる。

陰性の子が万が一感染しちゃったら、多分、私は自分を責めると思う。
でも、だからって隔離生活は選べないから、それはそれで仕方ないって決めた。
猫は、病気だからって兄弟猫を避けるようなことはない。
だからヒトが注意しなくちゃいけない、って考えもあるだろうけど、
命の長さをとるか、QOLを選ぶかによるので、
ヒトにどうこう言われる問題でもないし、私も「これがベスト!」と声高にいうつもりもないよ☆
ただ、うちのスタイルはこれです。ってだけで。
どんな生活を選ぼうと、元気に長生きしてほしい気持ちは、みんな一緒だもんね^-^☆

頼もしい消毒係のビルコンS。
部屋においておくジェルタイプのパルエックスだか何とかも、気になるなぁ。
院長先生も言ってたけど、感染症はあっという間に広まるから、
おかしい!と思ったら即病院に行って検査を受けた方がいいよ。
うちは幸い、ササも空もニイナも感染したり炎症起こしたりしてなかったけど。
「この時点では症状が出てないってだけで、明日以降の感染ナシを保障するものじゃないから」
何かあったらすぐに連絡してね、と院長先生はあの日言った。
そして、たぬきが他界したその次の日。
病院から電話で、他のみんなの様子はどうですか?大丈夫ですか?と連絡があった。
なんでも相談できる病院って、ありがたいよね。
こうやって心遣いをしてくれる病院って、ほっとするよね。
あの時、他の病院で「できる治療がない」と言われてもあきらめないでよかった。
他の病院でそういわれたからこそ、この病院3を検索して見つけられたんだもんね。
そう思うと、物事はやっぱり、いろんなことにイミがあるんだなぁ。



ニックネーム りゅう at 22:36| エサ ごはん・サプリ・アイテム系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする