2008年02月24日

Wキャリアでよかったこと

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電話がないってことは、ツツガナシってことだ。
そう自分に言い聞かせながらも、ずっとずっと輸血のことを考えているので、
時々胃が痛いのと立ちくらみのような貧血状態になる。イタタ。

一夜明けて、昨日ははね、なる、天の3匹のお迎え。
はねの血液検査のデータは、やっぱり前回の輸血前と同じくらいの赤血球数だった。
ヘマトクリットが3のPCVが10。

黄疸はやっぱり、溶血のせいなんだなぁ。
自分の血を免疫が攻撃して壊していくらしく、輸血した血も壊されるのが早いのかも。
でも、はねの場合は輸血をして状態を良くすることが第一の目標だからね。
治療はパルス療法の効果がないので、今後はどうしていくか。
以前聞いてみた抗がん剤を使っての治療も、この状態ではおすすめしないなーって。

あくまでも、はねの血の異常は分化の段階で起きてる。
骨髄ではちゃんと造っているのに、成長の段階で形が変わって「異型細胞」になっちゃうのね。
ここがポイントで、「異常細胞」じゃないの。
異常細胞だと、リンパ腫とかの影響で全然違うものになってるそうなんだけど。
だから、別に私が心配していたような、腫瘍化も起こってない。
これからそういう方向に進む恐れはあるけど、今は分化の過程異常なだけ。

ああ、どうしたらこの問題点がクリアできるんだろうね?

とにかく今できることは、輸血で状態維持しつつ、いろんな治療を続けるってこと。

天は陰性だってわかっていたけど、なるも猫白血病と猫エイズ両方とも「陰性」だって。

感慨深かったなぁ。
生まれ変わる前の成は、リンパ腫であっという間に旅立ってしまった。
今度生まれ変わってくるときは、元気な体をもらうんだよ!

そうして2年半経って帰ってきた「なる」は、ホントに丈夫な体をもらってきた。
そうだよ。
前の時はあんなにつらい目にあって、あんなにがんばってたんだもんね。
よかったね、なる。
先生たちも「供血するのにいい体格!」って言ってたっけ。さすがの5.7Kg。

なると天のクロスマッチングテストもOKだったので、
2匹から35ccずつ、70ccの血が輸血された。
前回の40ccの倍近い血液。
黄疸で黄色っぽいはねも、鼻の頭とかちょっとピンクになって、元気になってた☆
元気になって、注射のときにきっぱり唸る位に復活。
食欲も出てきて、自分でもぐもぐ缶詰を食べる。

よかった!よかった!うちの猫たちの血が、バトンとなってはねの命につながってるね。

供血した2匹には輸液で水分を補給して、軽い鎮静をしたので帰宅した夜も絶食。
でも、麻酔がさめるのが早いタイプなのか、天もなるもすっごい元気だった。
「ぼくたちエライでしょ!」ってちょっと誇らしい気持ちなのかな?

元気一杯な天となるだけど、自分たちの血が戻るのは3週間〜約1ヶ月はかかる。
はねに入った血は、それほど長い期間は持たないんだよね。
「他にも供血できる子はいる?最低体重3kgはないと難しいけど」って院長先生。

体格がいいといったら、ハルと栗。でも栗は極度のビビリなので家から連れ出すのはムリ。
性格的に問題ないハルとか空だけど、ハルは猫エイズキャリア。空は猫白血病キャリア。

でも、院長先生はこういった。

はねちゃんがもうエイズと白血病の両方を持ってるから、
もらう血が陰性じゃなくてもなんとかいけるよ。

血を入れたらもちろん感染するから、陰性の子に血が入るようなことはしないけど、
もともと持ってる子だからね・・・って。
輸血の目的はPCVをあげることだから、
Wキャリアのはねには合う血ならそんなに気にしなくても。
(クロスマッチングテストで適合をみるから、今回の2匹の血液型も調べなかったし)

不思議だねぇ。
Wキャリアでよかったこと。そういうこともあるんだね。
病気の素を持っていても、うちのみんなから血を分けてもらえる。血をあげて応援できる。
今は壊れやすいはねの血だけど、
病院に連れて行ける猫から順番に、補充してがんばっていけるみたいだよ。
うちにいる陰性ってわかってる子は、17歳のカナ、天、キリ。
20歳のゆずも多分陰性だろうけど、さすがに20歳・17歳からはねぇ・・・!と院長先生。
ええ。私たちもそう思います。
はねが陰性だったら、猫屋敷の供血部隊編成もむずかしくなってた。
Wキャリアだったおかげで、自家供血の可能性が広がったんだよ。

貧血の原因はわかってる。
でも、その1箇所の問題をどうクリアして解決できるのかわからない。
自分にはどうにもできないことなので、胃が痛くなるほどツライんだけど。
はねがWキャリアだったおかげで、うちが猫屋敷だったおかげで、まだ希望の道は続いてる。

黄疸が出てても、肝臓が悪いわけじゃないもんね。
血が壊されてるせいなんだから、ちょっと位黄色っぽくてもまぁいいや。
それでどこかに負担が出るものなのか、後で院長先生に聞いておこう。
輸血をした後のはねは、よく鳴くし、よく食べる。お水も飲む。
静脈の留置針はまだ残しておいて、食欲を上げる注射をそこから入れられるようにしてあるし。

どうしていいかわからないけど、それでもどこかに道は残されてるって、それに救われる。
さすがに赤血球が少ないと細胞が酸欠になるせいか、食欲も落ちてたし、やせてきた。
これ以上はやせないように、食欲を維持することもポイントのひとつだね。
さぁ、次はハルの血だな!
天となるはしっかりごはんを食べて(言わなくても食べるけど)、どんどん血を増やすんだよ!

頼むから、はねの免疫系も、血をそんなに壊さないでね。

☆貧血治療などの情報がありましたら、コメント欄開けてありますので教えてください☆
ニックネーム りゅう at 19:55| Comment(5) | TrackBack(0) | 注射 貧血と輸血治療(はね:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
溶血性貧血についてだけど、mixiにあったよ。やっぱり黄だんも出るっていうから少しは関係あるのかな・・・治療法はあまり出てないけど・・・
*ttp://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24352461&comm_id=45339

それからmixiの”【猫の病気】体験談・新情報等”コミュで、供血のお願いのトピックがたてられてるのもよくみかけるよ。

他も調べてみるね。
Posted by Gavi at 2008年02月25日 00:15
溶血性貧血 治療法で検索をかけてみたら、岐阜大学病院のHPにヒットしました。
ご参考になれば幸いです。
はねちゃんの貧血が早く良くなりますように。

※ttp://www1.gifu-u.ac.jp/~vethsptl/news/071025.html
Posted by 竜田姫 at 2008年02月25日 00:48
僕もヘモバルトネラ・フェリスの寄生を疑います。1度の検査ではわからないので何度か検査をした方が。。。
Posted by fight at 2008年02月25日 23:56
免疫介在性溶血性貧血の治療法もあったので追加しますね。
私の住んでる県の病院の先生が書いたものです。
りゅうさんの先生がもう試されてらっしゃるかもしれないけど…

※ttp://www.ne.jp/asahi/takeuchi-vet/bamboo/page057.html
Posted by 竜田姫 at 2008年02月26日 01:23
ありがとうございます☆
参考にさせていただきます!
今は、はねは落ち着いていますがササが大変なので・・・
Posted by りゅう at 2008年02月28日 20:27
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