2008年03月03日

ササの輸血と危篤

ササの状態が良ければ肺を洗浄するってことだった今日。
酸素吸入器がやってきたことによって、
常に安定して通常より濃い濃度の酸素を送ってあげられて安心だったのに。
昨日の朝、輸液をする時間がなくて、
ごはんをササにあげてシゴトに行ってしまったのが悪かった。
帰ってきたササは、呼吸が少し荒くなって、状態が良くない。
ごはんよりもまず、輸液だったんだ・・・と心の底から後悔した。
脱水症状はこわいね。
できれば、自宅で輸液をするワザを習得しておいた方がいいと思う。
夜、ごはんなんてもっての他!のササに、急いで輸液3本180ml入れて。

翌朝、それがすっかり吸収されるのを見て、2本また入れて通院。
吸収されていないのに輸液をどんどんしてしまうと、
血液が薄くなってしまったりいろんな弊害があるので、要注意。
口の中(乾いてる、乾いてネバ気味とか)を見て、決めた方がいいって。

はねとササを連れて病院にいったけど、
ササははねより血液検査のデータはいいんだよね。赤血球数値。
炎症が起きてるから、白血球の数値は高いんだけど、
これは好酸球だっけ?炎症が多いと高くなる白血球が増えていたから。
そりゃあ、膿胸になったくらいだもんね。
肝臓はぼこぼこしてるけど、取った胸水からリンパ腫のものは出てこなかった。
この炎症が治まれば、呼吸はラクになるのかな?

ササの状態が思ってるより良くないので、
この状態で麻酔をするのは危険だと院長先生が話してくれた。
膿胸の治療で手っ取り早いのは、開胸して悪い部分を取っちゃう事。
そうすれば炎症が広がることもない。
・・・ないんだけど、ササにはその体力がない。
状態を良くするために何ができるか。
それを院長先生といろいろ話して、輸血をすることにした。
今回の猫屋敷供血部隊は、ハル(エイズキャリア)と空(白血病キャリア)。
ササとはねを預けて一度帰宅し、ハル&空を連れて再び病院へ。

5kgの空も大きいけど、6kgのハルといると大きく見えないね、と院長先生。
私と妹も、ハルってかなりデカいんだ・・・と再確認した。
そんなわけで、供血は6kgのハルからササに。
はねは、今回の輸血はしないで様子をみることになった。

迎えに行ってササが戻ってきたのを見て、びっくりした。
輸血をして状態は良くなったらしいんだけど、
病院の酸素部屋から出た途端、呼吸がかなり苦しそうになってて。
くっ、くっ、ってヘンな感じに呼吸をしている。

呼吸がつらいんだよね、と院長先生。
苦しさから逃れようとするように、体を伸ばしたり向きを変えて、
こちらをじっと見て「くぅ」と鳴くササ。
いろいろ院長先生が説明してくれたんだけど、
あまりにもササが苦しそうで、あまり覚えてないのが不覚。
とにかく急いで家の酸素ケージに入れようと、輸液を購入するのも忘れて帰宅。
道のりが長かった。
くぅって鳴くササに、私ができることって言ったら声をかけるだけ。
ああ、何で酸素OQセットを忘れたんだろう。
もうすぐだよ、家に着いたら酸素あるよ!と励まして励まして。
ほんとにほんとに、呼吸困難の姿を見るのはツライ。
そのまま妹が再度病院に行き、輸液を買ってきてくれた。
4度の往復・・・ごくろうさま。

私はずっとササについてて、声をかける。
ササは頻繁に体勢を変え、苦しそうに鳴く。
1つだけの右目は真ん丸く見開いたまま。

その様子をずっと見ていて、死を覚悟したほど。
呼吸困難なササをみていて、私をじっとみるササを見て、
安楽死も考えたほど。
こんなにつらい状態にさせるくらいなら・・・って、何回思っただろう。
「ペットががんになった時」って本の「そして最後の1日」を思い出した。
でも、それでも、私はササと一緒に生きたかった。
わーわー泣きながら、ササにありがとうとか大好きとか、
とにかくたくさん言い続けた。
もう、苦しかったらがんばらなくていいよ。
そう伝えるのが、どんな葛藤を持って言ってるのか。

夜中過ぎ、もう出来ることは何もない、あとはササに任せるしかない。
そう思って、妹は自分の部屋に戻り、私も眠ることにした。
酸素ケージの前の床に寝ていた時、メイの時の事も思い出した。
メイも、何度も危篤を乗り越えてがんばってくれたっけ。
ハルの血が体をぐるっと回ってる証なのか、
急にササの耳の血管がぐわーっとはっきりして、妹とフシギに思った。
あれはなんだったんだろう?
「たー(ササの愛称)の中でね、
ハル(オ)の血ががんばって走ってるんだよ、大丈夫だよ」
そう、妹がササに話しかけた。

明け方、がたんという音でびっくりして目を覚ますと、
ササが丸窓を開けてトイレに向かっていた。
飛び起きて支えると、1つ、久しぶりにうんpをしたのがわかった。
うんpをすると疲れちゃうね、すごいね、がんばったね。
汚れてしまったおしりを拭くと、ササは嫌がったけど。
目を見開いた状態で酸素ケージにいるのを見ていると、
うんpとかいろんなものを体から出して、すっきり身軽になって逝くんじゃないかと。
そんな不安に襲われた。
体温は昨日よりすこし暖かくなった気がするけど・・・
いったい、私はササのために、何をしてあげられるんだろうね。
ササは大丈夫なのかな。がんばれるのかな。


ニックネーム りゅう at 00:00| 注射 W&膿胸・皮膚病ほか(ササ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする