2008年11月19日

年寄り猫を思う

来月で21才になる、我が家の長老「ゆず」
ゆずと一緒によく遊んだり眠ったりしていた頃は、
ゆずが大きくなったらその背中に乗って、世界を旅しようとか子供心に思ってたなぁ。
今、私の部屋にはキリが1匹。
ゆずは、お母さんの部屋でカナ、天、コマと一緒の生活。
時々、隣の大所帯部屋に遊びにいく。

昔から気ままな性格で、わがままっぽい。
わがままっていうか、ちょっと違うな・・・我を通すっていうのかな。
年を取ってからそれが顕著になったたらーっ(汗)
高齢で少し頭がぼけ気味なんだと思うけど、
「おなかが空きましたよ!エサ」と訴える時、ずーっとずーっとすごい声で鳴く。
さっき食べたよね・・・と言い聞かせても、きかない。

ちょっとガラガラ声になってるから、余計にうるさい。
しっぽのつけねの辺りの毛がぼさぼさ。
よだれも時々。
そのせいかな?ちょっと匂いも微妙・・・

そんな小さな理由があって、ゆずと少し距離があいてる気がするんだよね。
お年寄りが身近にいないからかもしれないけど、
何か相容れない雰囲気があるような、そんな感じがしてしまって。

今日、夜ごはんにカリカリをあげてしばらくした後で、ゆずが吐いた。

「吐くなら食べるなよー顔(汗)」ってつい声にして怒ってしまったけど。

片付けながらすぐに思い直して、謝った。
吐いた後で、ゆずがよろけたのを見て。

若者たちに負けず元気なゆずだけど、そうだ、21才にもなるお年寄りなんだ。
身の回りがちょっとボサボサでも、吐いてしまっても、
それはゆずの高齢を考えてあげるべきだった。

081119.jpg
ごめんね、もうカリカリはゆずのおなかにはキビシイんだよね。
そう話しながら、ペースト状の缶詰があったので、あらためてお皿に出す。
ちょこっとずつ食べるゆずをみて、小さくなった体をひざに乗せて。

ゆず、覚えてるかなぁ。
ゆずの背中に乗って走るって子供の時に言ってたんだよね。

・・・覚えてないだろうな。

人間のドラマで、
老人をキタナイ、ウルサイ、って思いながら怒るお嫁さんを思い出した。
猫もヒトも、誰だって年を取ったら、
自分自身思うように体が動かなかったりで不機嫌になる時もあるだろうね。
好きで汚れたり、ぼけたりするわけじゃないもんね。

ゆずは耳が遠くなったのかな?と思うときもあるけど、
「ゆずエライねぇ。お水飲んでおりこうだね」ってフツウに声をかけると、
ぎゃーぎゃー騒ぐのをやめたり、はりきって水を飲んだりもする。
(都合のいいことはよく聞こえるんだな)とか思ったり。
よごれが目立ったり言うこと聞いてくれなかったりもあるけど、
21年、こうして元気にみんなを受け入れて過ごしてきてくれたもんね。
いろんな出会いとお別れを見てきたね。

いつまでも元気で気が若いゆずだと思ってたけど、
その高齢をもっとちゃんと受け止めて、ゆずの体を気遣おうって思う。
ニックネーム りゅう at 19:30 | TrackBack(0) | 紅葉 お年寄り猫たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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