2011年05月31日

キャリアと多頭生活

休止する前にきていたご質問について。
やっぱり、うちはこの通りの猫屋敷だからこの質問が多かった。

「猫エイズ(猫白血病)の子がいても多頭生活ができますか?」

このblogでも何回も言ってきたけど、
いざ自分のにゃんこに降りかかると、不安でいっぱいになるヒトも多いでしょうね。
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最初に空の血液検査で「FeLV陽性」って目の前に結果が出た時、
その事実に私は貧血を起こすくらい衝撃を受けたもんね。

これからどうしたらいいんだろう?
発病しちゃうんだろうか?
隔離した方がいいんだろうか?

ぐるぐるぐるぐる考えて考えて。
出した答えが現在のこの状態。

<大猫部屋にいるにゃんこ>
・猫エイズキャリア:ハル、ニイナ
・FeLVキャリア:空
・陰性:なる、くり
・未検査:華、もどき、ちゃっぴー
<1Fの和室メイン>
・陰性:天
・未検査:きぬ、シロさん
<2Fりゅう部屋>
・陰性:キリ
・未検査:うり、まる

何の区別も隔離もなく、相性で分けただけの、団体生活です。

旅立っていった猫も含めたら、
・メイ:猫エイズ+FeLV
・ササ:猫エイズ+FeLV
・フミ:猫エイズ+FeLV
・はね:猫エイズ+FeLV
・コマ:陰性
・ゆず:陰性(ちなみに最長老23才没)
・ハク:FeLV
などなど、よりどりみどり。

我が家の結果だけでみると、その子が元で感染したかどうかなんてわからない位。
キリはメイに始まって、フミ、ササ、はねと一緒に生活してきたけど、
ゆずは長老なので、1Fにメイやササ達全員がいた頃から一緒に生活してきたけど、
陰性のまま。
お皿は食べ終わったら洗うという位で、特別なにか気をつけているわけでもない。

だからって、一緒でも100%感染しないということはないよ?
お医者さんだって、聞かれてもこれは答えられません。
それは、感染するかしないか、はっきりわからないからです。
だから「100%感染するともしないとも言えないから、リスクを考えるなら隔離」
というお医者さんが多いのだと思います。

発病しますか?って聞かれたって、私にはわかりません。
どうしたら発病しないで生きられますか?も、私にはわかりません。
それは私が聞きたい位だなー。
悩むヒトに私がアドバイスできるとしたら、
言いたいのは「自分だったらどうしたいか」程度です。

気持ちの面だけで考えると・・・
ネトゲの例えでどーかと思うけど、私がFeLVや猫エイズのキャリアだとします。

もし発病してみんなに感染させたらいけないから、私は隔離。
みんなが誘ってくれても、
「いいよいいよ、感染したら申し訳ないし気にしないで行ってきて」
みんなはPT組んでワイワイキャッキャしているのを、ヒトリで見ているだけ。
それはそれでもちろん仕方のないことだけど、
自分から「いいよ、大丈夫だよ」とか言ってみるけど、言ってしまうけど、
やっぱり寂しくて悲しくて免疫力も低下する気がする。

それより、
「発病しても感染しないようにみんなの抵抗力をあげておこう。
 発病しないように体調管理を気をつけよう。
 その上で一緒にPTしよう。」
って言ってもらえたら、
みんなと一緒にいられることがうれしくて、みんなと一緒で安心して、
元気になろう!みんなといられるようにがんばろう!
って、生きる力の素が生まれてきそうな気がします。

もちろん当事者は、
発病したら、うつしちゃったらどうしよう、って思うけど。
まぁ、それでホントにみんなに感染したらいたたまれないでしょうけど。
私だって自分ならそう思うけど。

でも、うちのにゃんこ達は、誰のことも責めないと思ったんだよね。
(勝手に思ってるだけとか言われてもシラナイ)
仲間って言うか身内っていうか信頼カンケイっていうか・・・
わかるヒトにはわかるだろうし、わからないヒトにはわかってもらえないね。

発病するかしないか、それを越えたところで一緒にいることを選んでもらえたら、
ヒトリじゃなくてみんながいるから、
闘病もがんばろうって思えてくるんじゃないかな。

そういった結論を自分の中で確立させたから、私は隔離なしを選びました。
結局、決めるのは当人とその猫たちです。

もちろん感染のリスクはあります。
感染したとしたら私の責任ではあるけど、
なるべくそうならないような良い食事を心がける。
病気について、先手必勝を心がける。
もしそれが元で病気になってしまっても、できることをする。

私は自分で選んだ猫屋敷ルールなので、
どんな結果になっても自分に責任があると「覚悟」をもってます。

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あ、あとね。
フミが死んでしまう少し前から、ササと離れ離れで過ごしていたんだけど、
フミが死んでしまった時、
ササが安置したフミの所にいって「よいしょ」って寄り添って丸くなったのを見て。

フミもササもずっと一緒にいたかったんじゃないか。
隔離なんてされないで、一緒にずっといたかったんじゃないか。

それに気づいた時の絶望があまりにも大きすぎたからかな・・・

猫はやっぱり、病気だからって差別することはないからね、
一緒にいたいのだと思います。
あの時のササを見ていたら、
やっぱり最期までみんなと一緒がいちばんだと、我が猫屋敷ではそんな感じになりました。

ササ、どうだろう。
私が今まで辿ってきた道は、まちがってなかったかな。

ニックネーム りゅう at 23:51| かわいい 思うコト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする