2006年05月03日

ネコカイセン

春は猫が旅をする季節なんだろうか?
春になると見かけない猫を目にするようになる。
今年も茶色系の新顔♂猫が数匹、猫屋敷を訪れているのだけど、
その中で1匹、4月頃初めて会った時に衝撃を受けた猫がいる。
060503.jpg
頭と首の皮膚がぼろぼろなのに、肩甲骨から下はキレイなマーブルの猫。
一瞬、ヤケドかなと思った。
赤くなって皮膚がダンダン状態になってて。
猫の病気の本やネットで調べて、それが「カイセン」という皮膚病である事を知る。
カイセンの猫を見るのは初めて。最近いろんな猫の病気にあたるなぁ。
何でだろう?
この数年は、次々にいろんなハードルを越える星回りなのかもしれない。
きっと、乗り越えられることだからやってくるに違いない。
妹もその猫に惹かれるのか「何とかならないかなぁ」と何だか積極的。
よしよし。

外猫まるを追いかけて、今年の4月頃その猫はやってきた。
当初はごはんをすすめるりゅう姉妹に「シャー猫(怒)」と威嚇したのだけど、
2回目に会って話をした時には、すっかり人懐こくなっていた。
まるもそう。ある日突然、打ち解けたんだよね。
でも、そうだなぁ。きっと家の庭に眠るみんなが、
屋敷に来れば病気が治るよってハナシを付けてるんじゃないかと思う。
何とかしてほしいから猫屋敷にたどり着いた訳で、
だから、きっと何とか治してあげられるはずだ。
そんなワケで、りゅう姉妹は何とかこの猫のカイセンを治そうひらめきと考えた。
ひとまず、ごはんを食べてる時にフロントラインをぷしゅっと。

本 猫疥癬【neko-kaisen】
感染すると最初には激しいかゆみが頭部・頚部にみられ、
猫は掻いたり頭を振ったりします。
そして次に赤くなったり、ふけがでたり、
毛・皮膚の肥厚・痂皮(かさぶた)などもみられるようになります。
このような病変はとくに頭部や耳に集中するようです…
と、いつも参考にしているJBVPに書いてる通り。

4/28に久しぶりに動物病院1に行って、カナの診察を終えた後、
先生1に「カイセン」の猫を治してあげたいのですがと尋ねてみた。
まだ病院に連れて来られる程、仲良くなってないんです…;_;。
塗り薬とか何かいいものありませんか?

ごはんを屋敷で食べるかどうか聞いた先生1は、
「缶詰に混ぜられるなら、飲み薬でよく効くものがありますよ」と
白いはみがき粉みたいな感じのものをシリンジに詰めてくれた。
野良ちゃんのためだから代金は要りませんから、って。
やっぱり、こちらの先生もいいヒトだよなぁ。ありがたいですぴかぴか(新しい)

それから数日、肝心の薄茶猫は姿を見せなかった。
メイに万が一にでもカイセンが感染してはいけないと、
1Fの犬君小屋があった所にケージを設置してお迎えしたんだけど。
屋敷が嫌いになっちゃったのかな…
どこか旅に出ちゃったのかな…
病気の猫だからって、誰かに追い出されちゃったのかな…
人間は汚いもの、いじめたり追い払う傾向があるし。
捕まったりしてないといいんだけど。どうしてるんだろう。
そんな心配を抱えて数日を過ごしたけど、今日やっと屋敷に再来!
皮膚は一段と酷くなってるような…
かゆくてかゆくて掻いて、皮膚がべろっとむけてる部分も何箇所かある。
ホメオパシーの本にカイセンも載っていたなぁ。
でも、ホメオパシー使うのは、ケージで暮らしてもらえるようになってからだ。
まずはくすり
缶詰にまぜて食べるかな?という心配をよそに、キレイに薬を平らげてくれた。
よかった^▽^。
これでカユイの治まるからね。
薬クリアしたけれど、やっぱり近くにいてほしいので説得してみる。
>うちには空いてる部屋がないし、カユイの他のみんなにうつさないように、
>外のケージでしばらく暮らしてほしいんだけど。

でも、ケージもドアを開けた屋敷も、入るのはいやみたい。
うーんたらーっ(汗)
でもまぁ、あんなに家を嫌がってたたぬきも今やリラックス家猫だし。
きっと何とかなるだろういい気分(温泉)
カイセンのダニ対策の薬を飲ませることができて、ひとまずよかった☆
フロントラインと今日の薬。2歩進んだぞ。

そして。
顔が汚れてるからって苛められたり捕まったりしないように、
うちの誰かのおさがりの首輪をそっとつけた。
首の皮膚とかぼろぼろだから、擦れちゃうなぁ…とも思ったけど、
それよりも「飼い猫」って世間に思ってもらえる方がいい。
上記の写真、おさがりだから色薄いけど、黄色の首輪なの。
春爛漫に出会ったから「ハル」という名前とりゅうの携帯番号入り。
すっかり仲良くなって安心したら、ケージに入ってね。
ケージに慣れて皮膚病治して、いつか猫屋敷の一員として暮らせるように。
リナが残した18匹目の場所、ハルとまるちゃんのためにあるからね。
安心してカユイの治そうね。
残る問題は、お母さんとのバトル。
生活費を多めに家に入れたら、猫増やすの怒らないかなぁ。
・・・ま、なんとかなるだろう。
でもフシギ。肩甲骨から下はこんなにキレイなのにねぇ。
まだ胃は痛いけど、今日は気に入ってるヒトとごはん食べたし、
それで気分も上々。これからきっといいこと起きてくような気がする。

本 犬猫の疥癬症
ニックネーム りゅう at 22:42| Comment(20) | TrackBack(0) | くすり 猫疥癬を治そう(ハル:FIV) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。ちっちーの飼い主です。

りゅうさん、すごいね、強いね。本当に、本当にすごい。もちろんりゅうさんだって、つらいこといっぱいあるんだろうけど、でも、こうやって思えて行動して…。ちっちーのことでエネルギー全部使って他のことは何もできずおたおたしてる私とは、大違い。頭が下がります。

ハルちゃん、早くかゆいかゆいの治って、猫屋敷を我が物顔で歩くようになってくれればいいですね。
Posted by marie at 2006年05月03日 23:27
りゅうさん、胃痛にはメカブかもずくがお勧めです。
お酢と一緒に摂ると吸収がいいらしいです。
とりあえず駄目もとで、食べてみて下さい。
まずは自分の体を。
コメント返信不要。
Posted by ヨッスィー at 2006年05月03日 23:29
ハルと同じお名前なのね♪
猫屋敷のハルちゃん(くん?)、お薬効いて早くカイカイがなくなりますように。
毛がフサフサしたらきっととんでもない美形猫になりますわよ。
なんたって名前がいいから(笑)
りゅうさん、ハルちゃん保護してくれてありがとーです。
またしあわせなにゃんが増えましたね♪
Posted by TAMI at 2006年05月04日 00:53
りゅうさん、頑張ってますね。なかなか普通では出来ないことをやっていく意志の強さ、優しさ、尊敬します。
17匹のお世話に、特に今はメイちゃんのことで大変なのに、お外のつらい思いしている猫ちゃんまでお世話して、考えてあげているなんて…。
猫ちゃん達以外にも、仕事や日々の生活の中で色んな問題や悩みがあると思うのに。
そのやさしい、大きい気持ち、ご近所野良さん達の間で有名なお話になっているのでしょうね。病院1の先生も、りゅうさんのその姿を見ていたら、野良ちゃんのお薬代はとてももらえないと思いますよ。
りゅうさん姉妹に助けてもらえるハルちゃん、よかったね。きれいなお顔、はやく見せてね。
Posted by nyanmyupurin at 2006年05月04日 16:20
やっぱり猫同士で「あそこのお家に行けば怪我治して貰えるよ」とか「ご飯貰えるよ」とか会話があるんでしょうねえ★
ウチにネネがやってきたのは、ソレだ!!と親といつも会話してます(笑)
ハルさんも早くゲージに入って、皮膚病治して貰って、暖かいお家の子になれるとイイなあ♪
りゅうサン、胃が痛いのですか??
暖かいミルクを飲むと結構落ち着きますよ♪あと背中の胃の裏辺りにサロンパスみたいなの貼るのもイイです♪
Posted by 白雪 at 2006年05月04日 18:54
痛そう・・・
りゅうおねえちゃんが入れてくれたお薬きくといいね♪
にゃんこにいつも優しくしてくれてありがと♪
Posted by Gavi at 2006年05月04日 19:35
りゅうさん偉いなぁ!! 頭下がります。
ハルと、まるちゃんは幸せ猫さんだ
こんなに心配してもらって、家猫さんのしるし
まで付けてもらったなんて・・・
それってもう信頼している証拠ですよね。
ケージに入るのも時間の問題でしょうか!?

りゅうさんは何時も胃痛を訴えていますよね
毎日、常飲できる「ガジュツ」ウコンの一種
ですが、胃にも肝臓にも良いとされています。
猫さんの病気を治すと同時にご自分の胃痛も
体質改善のためにも考えてください。
Posted by nekoboci at 2006年05月04日 22:41
こんにちは。
この猫ちゃん、きっと猫同士の会話を聞いてやってきたんでしょうね。
体が痒すぎるから、助けてちょうだい!って。
早く治って、痒さから解放させてあげたいですね。
Posted by ねこうち。 at 2006年05月05日 16:27
り>marieさん
私も成のリンパ腫の時は、じたばたしてました。
じたばたして胃が痛くて何もできないのは、
きっとみんな同じです☆
今だってやっぱり心配は尽きないですよ。
でも、カイセンや貧血や下痢は待ってくれないから、
思ったらすぐ動けば、それだけ猫は辛くないから^▽^。
迷う時間は猫がつらい思いするだけなので。
かゆさのストレスで衰弱死することも…
って本に書いてあったから、早く何とかしたかったの。
病院にも今日行けたし、よかったー☆
Posted by り>marieさん at 2006年05月06日 21:41
り>ヨッスィーさん
もずく酢食べちゃいました☆
床で寝ていますが睡眠時間取ってるし、
昨日今日と連休でプレステもやったし、
私は結構元気だから大丈夫ですよ^-^v。
ご心配をおかけしてすみません。ペコリ。
Posted by り>ヨッスィーさん at 2006年05月06日 21:43
り>TAMIさん
当分は通い猫でも仕方ない…って、
記事をUPした時は思っていたのですが、チャンス到来☆
ハル(♂)はもう家の中のケージで暮らしています。
今日は病院にも行けたし、早く治るといいなぁ。
ハルはとても大人しくおりこうさんです。
そうか、やっぱり名前の力^▽^。
病院2の先生も、治ったら絶対キレイな猫になるよ!って言ったそうです。
塗り薬と飲み薬、がんばります。…大丈夫かなぁ。
Posted by り>TAMIさん at 2006年05月06日 21:46
り>nyanmyupurinさん
猫よりつらい問題は、私の人生にないです^▽^。
というか、人間にはこんなに寛容じゃないからなぁ…私。
まるは近所の飼い猫だし、
他の茶白の猫たちは何とかやっていけそうですが、
ハルは見た目が今汚れてるから、心配で。
家に入れることができて、ほんと安心です。
外で心配してるより、家猫にする方が全然気がラク!
ハル、今日の写真はまだ顔とか痛々しいけど…どうでしょう。
私や妹はかわいいと思ってるんだけど。
Posted by り>nyanmyupurinさん at 2006年05月06日 21:51
り>白雪さん
実はもう猫屋敷の中でケージ生活しています☆
しかも今日、妹が即帰ってきて病院に連れて行きました。
こう、とんとん拍子に進むってコトは、
やっぱりハルは猫屋敷に来る運命を持っていたんですね。
しっかりごはん食べてお水飲んで眠って、
薬つけて薬飲んで、治ってほしいものです^-^v。
今日は寝る前にホットミルクティ作ってみます☆
Posted by り>白雪さん at 2006年05月06日 21:58
り>Gaviちゃん
見た目痛そうなんだけど、
ハルは痛いよりもかなーり切実にカユイらしいです。
傷広がるから掻いちゃダメって言っても、
掻いて掻いて掻きまくってしまう…
でもハルはうちで暮らすから、もう心配ないよ^▽^☆
Posted by り>Gaviちゃん at 2006年05月06日 22:01
り>nekobociさん
まるちゃんは近所の飼い猫らしいのですが、
ハルは心配だったのでうちの猫にしたいなぁと。
何だかタイミングよくコトが運んで今に至ります。
今回も傷の具合が酷かったせいか、
お母さんに文句も言われずバトルせずにすみました。
…というか諦めたのかな。
心配事が1つ減って何より^-^v。
胃は当たり障りなく我慢できるから…
自分にお金かけてる余裕はちょっとないです>_<。
あ、でもホメオパシーの取り寄せて一応省みてますよ☆
でもアメリカで買うと高いかも…病院代の方が安かったか。
Posted by り>nekobociさん at 2006年05月06日 22:09
り>ねこうち。さん
見た目は痛そうなんですが、ハルは痒さが問題みたくて。
掻いてその刺激でまた痒くなって…と、
悪循環なんですよね。
でも、今日病院で塗り薬ももらってきたことだし、
何とか早くかゆみが治まってくれるといいなぁ。
妹も治るの楽しみだって喜んでます☆
Posted by り>ねこうち。さん at 2006年05月06日 22:11
今うちの近所のノラちゃんにも疥癬が広まっているようで私は獣医さんに教えてもらった『レボリューション』というフロントラインと同じく首に垂らすタイプのお薬を使用しています。最近までこんな状態の猫ちゃんを見たことがなかったのでみつけたときは本当にびっくりしました。目はうっすらとしか開かないし皮膚もポロポロと剥がれ落ちてかきむしっている首元からは血が出ていました…でもお薬をつけてからは順調に良くなっているのでとりあえず一安心です。完全に治そうねって声をかけながら撫でていると気持ち良さそうな顔をしてくれます。この子もハルちゃんも早く元気になることを祈っています☆
Posted by ちゃぶ at 2008年05月02日 09:18
はじめまして!記事を読みました。教えてほしいことがあります。近所の野良猫がほとんど疥癬にかかっているのですが、注射を打てるほど馴れていません。病院でいただいた薬というのは何という名前でしょうか?餌なら食べるので是非おしえてください。
Posted by イワサキアツコ at 2010年07月12日 20:29
はじめまして。記事を読んで教えていただきたい事があります。近所の野良猫がみな疥癬にかかっています。餌は食べてくれるので、薬をあげたいのですが、何という名前の薬をあげたのですか?是非教えてください。
Posted by イワサキアツコ at 2010年07月12日 20:32
ごめんなさい。
4年前ということと、
その時は獣医さんのサービスでいただいた塗り薬・飲み薬なので、
薬の種類がわかりません・・・
シリンジにいれていたので、
なんか、白いはみがき粉みたいな雰囲気だったのは覚えているのですが・・・;
(その病院では処方箋のようなものがなかったみたいです)
獣医さんに相談してみるとアドバイスいただけるかもしれないので、助けてあげられそうでしたらカイセンの猫さんたちをお願いします。

カイセンは初めて見るとほんとにびっくりしますよね。
でも、ハルもそうですが、
薬でほんとに劇的に治ることもあります。
ハルは1ヶ月でずいぶんキレイになりましたし、今はもう別の猫のようです。
早く良くなってほしいですね;
Posted by り at 2010年07月16日 00:40
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