2007年03月10日

君と病気と暮らした日々

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猫と暮らして初めて。
猫白血病と猫エイズが身近にあるんだってことを知った、それが1年前の今日。

リンパ腫に続いて、また自分の知らない病気にあれこれ暗中模索し、
つらくてわめきたくなったり、わーっと泣いたり、
ごはんを食べられるようになって、階段を降りる元気が出て、喜んだり。
でもまだ、Wキャリアが判明しても、白血病を発症したらしいと言われても、
まだピンとこなかったのも事実。
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まだまるまるとしていて、メイらしい愛嬌あふれる姿で。
脱水症状が起きないように、余裕のある時から点滴をして。
いろんな友達にサポートしてもらって、
私は白血病だろうとエイズだろうと、きっと治ると思っていた。

今でもそう思ってるけど、
それを叶えられなかった事を知っている今となっては、
ああ、あの時の私って何でそんなに前を向いていられたんだろう?って
ちょっとフシギに思う。

でもそれは、メイが「りゅうが治してくれる」って目をしていたからで。
そして私もメイを治してあげられると思っていて。

治せなかったあの日から、
メイの信頼を裏切ってしまったような気がして、それが今でもつらさとして残る。
反面、はなづまりを取ってあげた時のうれしそうな、
あの表情を思い出すたびに、違う違う、大丈夫。とか思ったりもする。

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猫白血病を発症したといっても、その症状はいろいろあるみたいで、
「貧血」と言ってもいくつかある。

メイのように赤血球のみ造られにくくなってしまう「赤芽労」状態は、
酸素が体中に行き渡らなくて苦しくなってしまう。
少しでも酸素を運ぶように…なのかメイの心拍数はものすごく早くて、
"イキモノの心臓が脈打つ回数は数百万回って決っていて…"
と、何かで目にしたそのフレーズをとてもとても恐れた。
ああ、こんなに早く脈打ってたら、心臓だってそりゃ疲れちゃうよ、って。

だからこそ、酸素吸入器がレンタルできると教えてもらった事は大きな救い。
本当に本当に、メイの闘病にはなくてはならない、とても大切な神器だった。

がらんとしてしまった酸素ケージ。
今頃誰が使ってるんだろう。
元気になってくれるといいなぁ。
この酸素吸入器はいろいろ改良されているらしいので、
レンタルじゃなくていつか、購入して自宅に常に置いておきたいと思う1品。
そのために貯金しなくちゃね。

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生まれ変わるまで、メイはこの姿。
この仮の姿で、私と一緒にシゴトしたり、旅に出たり。
イフ付のメイの首輪は、
時には体調が悪くなったうちの猫のそばにいて、力を貸してくれる。

春の気配にふと、1年前を振り返って、でも姿がなくて。
実はWキャリアだと知ってから、闘病生活はそれほど長くは続いてくれなかったけど。
君と暮らした日々の中で、私はどんなにしあわせだったか。
わかってくれるかなぁ。
メイと一緒の闘病暗中模索があったから、
私はこれから、ササ達の病気も調べたり、考えてがんばっていけると思う。

命には限りがあって、でもそれがいつ終わりが来るのかは誰もわからなくて。
それは病気でも病気じゃなくても、キャリアでもキャリアじゃなくても、
いつ終わるかなんて誰もわかる人はいなくて。
キャリアだから、発病したから長く生きられない、なんてことない!
それなら、きっと治せる。
まだまだ一緒の生活を送ることができる。
そのためには何をしたらいいんだろう?

って、夏の夜空が、凹んでも立ち上がる気持ちを思い起こさせてくれる。

猫白血病や猫エイズでこのblogにたどり着く人が多いから…
不安でいっぱいでデータを調べまわった私と同じなんだよね。

あのね。
闘病生活はやるせないことが多くてつらかったけど、
でも生きてがんばってくれたメイと一緒にいられて、本当に幸せでした。
メイは3才だったから、今でもつらい気持ちは残ってるけれど。
でもあの4ヶ月間は、
きっとあの気温の高い1日さえなければ、もっと長く続いたはず。

みんなの幸せの時間が長く続きますように。
そしてできることならば、多くのデータを覆して、元気に長生きできますように。
ニックネーム りゅう at 23:45| 虹 天国通路 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする