2007年05月21日

一緒にいますよ

もう一度元気になるように!ってがんばればがんばるほど、反動は大きい。
自責と後悔。
やってあげたかったこと。
間に合わなかったと思うこと。
やらなければよかったと思うこと。
これはあとからあとから、少しずつ染み出すようにわきあがる。
でも、1週間経って、少しずつ前に進めそうな気持ちになってきた。
つまらないなぁ。なんで死んじゃったのかなぁ。
その思いが大きくなりそうな時は、お線香をばんばんあげる。

私が動けなくなるほど後悔した理由は、強制給餌だけじゃなくて。
フミの兄弟猫、ササとのことがいちばん。

5/14はとてもいいお天気で、2Fのりゅう部屋では暑くなるかな?と、
まだ少し暖かいフミの体を1Fのケージの中に安置した。
タオルケットの上にペットシーツを置いて、ふかふかにして。
私が何かを取りに部屋を出て、そして帰ってきてみると・・・

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静かに眠るフミの元で、ササが一緒に丸くなっていた。
「さぁ、久しぶりに一緒に寝ますよ」というように。
いつものように、おかまいなしにフミの体の上にどーんと丸くなって。

それを見た瞬間、

ササは、フミと一緒にいたかったんだ。

私はとんでもない間違いをしたんじゃないか、と愕然とした。

生きてる時に、フミも、ササともっと一緒にいたかったかもしれない。

活気があるにぎやかな1Fは、ほこりとか菌とか、2Fより多いと思う。
フミの体を考えて、
静かで先住2匹(キリ・はね)のりゅう部屋で多くの時間を過ごしてたけど、
フミはそんなことより、ササともっと一緒にいたかったんじゃないだろうか。

最期の最後、様子がおかしくなったフミのために急いでササを連れてきたけど、
ササはわかってるのかわかっていないのか、フミから少し離れたところに移動してた。
その時はもう、フミは体からふうっと抜け出ていたのかな?
どうなんだろうね。
ササはメイが死んでしまった時も、最初は遠くからじっと見ていたなぁ。
大好きなメイ。
動かずに眠るメイを、メイだと理解してから、じっとそばに付き添っていた。
今回も、永い眠りに入ったフミのそばで。
痩せちゃって呼吸が大変そうだったから、こうやってどーんと乗るの、
ササも遠慮してたんだろうね。
フミは兄弟であるササの従者のように、いつも自然とサポートしてたけど、
ササはササで、フミを大事に思ってるの、ちゃんとわかる。

もっと一緒にいさせてあげればよかった。

いまさら言っても仕方ないことを思い、
残されたササの気持ちを考えたら、後悔は何10倍にも膨れ上がった。


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2004年の7月。
両目が酷いことになって瀕死だったササを拾った翌日。
フミもホカクして、それからずっと、兄弟離れることなく一緒に育った。
ササが片目になってしまうことがわかっていたから、
フミが一緒にいるから、ササの生きる力が大きくなってきたのを知ってるから、
元気そうなフミを里子に出そうと考えたお母さんに猛反対。
ササは、フミがいたから元気になったんだよ。

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真夏のこの季節、静かに安静にできてひんやりしてるといったら、ここ。
我が家ではお風呂場たらーっ(汗)
ササとフミは、ササが動けるようになるまでお風呂場で過ごした。
私たちがお風呂に入る時は、洗面所にいて、
お風呂場をキレイにして乾燥させて、バスタブもキレイにしてしっかりふたをして。
フミは最初、バケツに隠れててごはんを持っていくたびに「シャーシャー」言ってたんだけど、
「昨日ごはんあげたでしょ、おばかさんだねぇ」と言うと、
途端に「あ、そうだった」って感じにぐるぐるいい気分(温泉)

両目が見えなかった頃は、フミがササのレーダーとなって、
ごはんを食べたり、トイレに行ったり。
右目がキレイに復活したあとも、フミはササをサポートしてた。
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ササが左目の手術をして安静状態の時はこんな風に、
ケージの中で「つまんないなぁ」ってちょっとためいき風な顔をしてた。

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いつも気がつくと一緒だった兄弟。
ササは、いつも一緒のフミのおかげで元気になって、輝く真っ白の猫になった。

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左目はまだ酷かったけど、右目はキレイになり、毛ヅヤも良くなったササ。
それはみんな、フミのおかげだと思ってる。
拾った時はこんなキレイじゃなかったし、血の気がなかったもんね。
ササは王様のオーラだけど、フミはなんか、庶民派っていうのかな。
従者っぽく、それも別にイヤだってワケじゃなく、ついててくれたおかげ。

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よく食べ、よく遊び、
フミは日ごとに成長が見て取れるほど、スクスク元気に育っていった。
そしてそれにつられるように、ササも体力が増していく。

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猫屋敷いちばんの芸達者。
2004年組でいちばん健康だと思っていたフミが、いちばん早く死んでしまった。
世の中って、不思議だ。
でもまぁ、知らなかっただけで、フミもササと同じWキャリアだったんだけどね。




メイはいつでも子猫の面倒を(張り切って)みていた。
当時はみんなで団体生活をしていたので、家の中をみんなで自由に行き来してたんだけど、
とにかくササの状態がよくなるまでは、ササとフミ、そしてメイがりゅう部屋メンバー。
フミもササもメイが大好きで。
ササにはメイのイフと首輪をつけていたんだけど、
フミの赤い首輪(イフ付)に付け替えてあげた。
ササはメイも大好きだけど、兄弟であるフミと一緒に、フミの分も生きるから。
フミに早く戻ってきてほしいと思ってるけど、
ササと兄弟としてまた生まれてきたいって思ってるかな?
それならムリに早く帰ってこなくてもいいけど・・・
すべてはもう、フミにお任せ。
早く生まれ変わるにしろ、ササを待つにしろ、
きっと今までと同じように、フミはササのそばにいるだろうから。


ニックネーム りゅう at 12:56| 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする