2007年05月15日

埋葬とフミ玉

うちの動物は、りゅう姉妹が休みの日の前日に旅立つことが多い。
犬君も、リナも、メイも、そしてフミも。

■5/15(火)
埋葬する今日は姉妹でお休みなので、妹はいつものようにお墓の作成係。
私は部屋の片付けとトイレ掃除。
猫トイレにフミの「黄色シッコ玉」が残ってると、
きっと後になって悲しさがすごいぶり返してしまうだろうと思って、
片っ端から全部、猫砂を取り替えた。
片付けは、頭がはっきりしないうちに、できる分だけやってしまう方がいい。
じゃないと、
後になればなるほど、つらくなって何も動かせなくなる。捨てられなくなる。

全部捨てちゃうのではなくて、捨てられるものだけを、捨てる。

私は2001年に旅立った八重の毛がついたヘアバンドもそのまま。
2003年に旅立った成に貸してあげたマフラーとかタオル、未だにそのまま。
去年のメイの赤ちゃん布団も、そのまま。
メイが死んでしまった後、みんな一緒にして衣装ケースにしまってある。
仕舞いっぱなしで見ることはあまりないけど、
でもちゃんと「存在」しているのって、精神的な支えになってくれるよ。

さすがにトイレの黄色シッコ玉は取っておけない・・・からね。
フミの痕跡は、私の羽毛布団に黄色く染められ残ってるし;;。

その後、私はブラシでフミの毛を集めて、「フミ玉」を作成。
妹といえば、スキルupしているのか、だんだん掘る時間が短くなっていく。
穴掘り上達?と自分でも笑う妹。
空が青空で、目の前の公園やうちの庭は新緑がキレイで。
お墓が出来上がる頃には、小さなフミ玉が2個、作れる毛が取れた。

フミを見るたびに、
なんで死んでしまったんだろう、
これから元気になるはずだったのに、
そんなことしか考えられず、
「なんで?」「どうして?」ばかり言葉に出していた。
言っても仕方がないことだってわかってるけど、
思わず口に出してしまう言葉も抑えてしまうと、余計に神経に負担が来るからね。

フミの体がこの世からゆっくり消えていく。
薔薇色の肉球だったフミを「ふみこローズ」とか言っていたんだけど、
北頭で丸くなるフミに、白い薔薇を。
その周りを囲むように胡蝶蘭。庭のお花。すみれ。
いろんな花に囲まれたフミは、やっぱり静かに眠っていた。
硬直が取れてやわらかくなった体。
少しずつ土をかけていく間、土に隠れるまで、片手でずっとフミの耳を触っていた。

意を決して、妹にたずねてみる。
「私のこと恨んでる?」
口にミルクを垂らさなければ、フミは死んだりしなかったかもしれない。
言わないだけで、妹は私のこと「なんでそんなことしたんだ」って思ってるかも。
それもずっと気がかりで、後悔と共に重くのしかかっていたんだけど、
妹は「そんなことあるわけない」と否定した。
ちょっと、気持ちが軽くなった。
私は自分で自分を許すことが出来ないから、
そうやって妹がうらんだりしないでいてくれると、許される気がする。

さよなら、フミの体。
ずいぶん疲れちゃったよね、ゆっくり休んでね。

お墓の横でぼんやりと、妹と話をする。
お墓の上にダビデの星のような形にお線香を立てて、
中央にお供えのワイルドストロベリーを飾った。
何かケーキのようで、またちょっと心が明るくなった。

でも、一人になると、夜になると、
昨日までフミはここで生きていたのに。
○時間前は生きていたのに。
そんなことばっかりで、わーわー泣いた。
はねやキリがそばにいてくれるから、まだいいけど・・・
キリに「きっか(キリの愛称)もめるがいなくなった時寂しかったよね」と。
ササもきっと同じように寂しいんだよ・・・どうしたらいいんだろうね。

メイとキリの2匹生活だったりゅう部屋。
メイが死んでしまってキリだけになって、その孤独を心配し、悲しんでいたけど。
それは「はね」という新しいコンビで少し救われた。
メイのようにまるっきり仲良しではなくて、
よくはねとキリはケンカしているけど、それでもうまくやってきた1年。
ササは大丈夫かな?
フミの首輪に付け替えてあげたから、フミと一緒って思うかな?
自分の悲しみももちろんあるけど、
兄弟であるササの孤独を思って、つらさが倍増する日々。

フミがもうつらい思いをすることがないって、それはほっとできるんだけど、
だからって何で死んじゃうんだよー;;。
誰かと話している時は、上向き。
でもそれ以外はもう、「つらいなぁ」ばかりが口に出る。
それは、仕方ないよね。
ニックネーム りゅう at 00:00| 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする