2007年07月06日

赤血球でわかるコト

今日はササを連れて病院3に。
一時は収まった「かゆみ」がまた出てきたのか、所々噛んで毛をむしってる。
左耳の後ろは、かなり皮膚がむけてしまって痛々しい。
体の表面のかゆみじゃなくて、体の中・・・血液とかそういうのがヘンなのかな?
ササはWキャリアなので、何かがヘンになって症状になる可能性は、
他の猫より高いからなぁ。
そんなワケで、血液検査もしてもらおう!と朝イチで出発。

体重は3.7kg。少し減ったかな?体温は38.7℃。
歯茎の赤い見てもらおうと口を開けたら、潰瘍化?がなんたら・・・と院長先生。
これがカイヨウっていうの?
猫の病気の本にカイヨウとかビランって書いてあるけど、イメージわかなくて。
ササの場合、口内炎じゃないんだよね。よだれもなく、歯茎が赤くてヘンなの。
皮膚の所々にあるはげ&傷を見て、
「Wキャリアだと好酸球性肉芽腫の可能性もあるんですよ」と院長先生。
げげ。また「腫」がつく病気?たらーっ(汗)

本 好酸球性肉芽腫:ネコの病気百科より
全身に散在する潰瘍、ビランを認めます。かゆみが強いのが特徴です。
口唇周辺に潰瘍を起こすタイプはかゆみがありません。
病気のタイプによって、好酸球性潰瘍、好酸球性斑、線状肉芽腫などに分けられます。

・・・あ、あんまりイメージわかない・・・たらーっ(汗)

とにかく、その心配があるので、
プレパラートを酷い傷口にくっつけて、標本で院長先生が検討をつける。
→それから治療することに決めた。
ちゃんと検査する場合は、
皮膚を取って検査をするらしいんだけど、そこまでしなくても・・・って事だったので。

あとは、ちょっと心配だったササの血液検査もお願いした。
ヨッスィーさんのタビーちゃんがやったような、いろんなデータを取るやつ。
血球とかのじゃなくて、血液化学検査は12項目やると6,240円。
血球の検査は2,100円。
さらにこの病院では白血球と網状赤血球も見られる。3,150円。
結構な金額になるけど、どこに異常があるのか見極めるためにも、
最初はある程度検査をした方がいいと思う。

結果は、夕方また聞きにくるということで。一度帰宅。

4ヶ月ぶりに会う友達とおひるごはんを食べに行き、帰宅してササを連れて病院に。
夕立のような大雨のせいか、病院は珍しく空いてた☆ラッキー♪

12項目の血液化学検査では、ササはすべて立派に正常値。
半年前の謎の「カリウム・オーバー」もなんのその。
どうなのかなぁって思っていたのだけど、カリウムは平均値のちょうど真ん中辺り。
院長先生に数値オーバーの時のコトを聞いてみたら、
検査できないほどのオーバー数値になっちゃったら、
カリウムの場合(高カリウム血症)は命に関わるよ。死んじゃうよ・・・って。
だから、検査時の環境的な要因のミスもあるかもしれない、って事だった。
確かに、当時「高カリウム血症」を調べると、
ほとんど「命に危険!」位しか書かれてなかった。心臓の負担もだったかな?
低カリウム血症は、カリウムを補う缶詰とかいろいろあるのに・・・って思った覚えが。
まぁ、現在元気で異常がないなら、いいんだけどね。

それよりも、
今日は血液検査の話をいろいろ聞き、なるほどなぁと改めて感心したことがいくつか。

まず、赤血球でわかること

<ササの検査結果はこちら>
■RBC(赤血球数)     516 ※参考値(500〜1000)
■HCT(ヘマトクリット)   26 ※(30〜45)
■Hb(ヘモグロビン)     11 ※(8〜15)
■MCV(平均赤血球容積) 50 ※(39〜55)
■MCH(平均赤血球Hb量) 21 ※(12.5〜17)
■網状赤血球%       0.5 ※ >1.5

☆MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度網状赤血球数、指数は調べてません。

RBC(赤血球数)、HCT(ヘマトクリット)、Hb(ヘモグロビン)で貧血をみるんだけど、
その3つはそれぞれ、赤血球がどんな状態か?を教えてくれるんだって。
ちなみにMCVやMCHなどは、貧血の状態・原因例の手がかりになります。

1.RBC(赤血球数):赤血球の数が多いか少ないか
2.HCT(ヘマトクリット):赤血球の大きさ
3.Hb(ヘモグロビン):赤血球の中身の量


言い換えると、(院長先生の例え話はおまんじゅうでした)
以下の説明は、平均値よりも数値が低かった場合の意味で、数値が高い場合はだいたい逆。

☆通常の赤血球を1パック3個入りのおまんじゅうとします。

1.は1パック3個が通常の所、数値が低いなら2個しか入ってないパック。
2.は1パック3個入ってるけど、おまんじゅうの大きさが小さい
3.は1パック3個入ってるけど、おまんじゅうの大きさは正常だけど中身の餡が少ないパック。

ササの場合は2のヘマトクリットだけが少ない状態なので、
赤血球の数はあるけど、中身も詰まってるけど、赤血球の大きさが小さい。
と、そんな感じの事がわかります。

私と妹は、その院長先生の説明を聞いて、なるほど〜ひらめきばっかり。
具体的にイメージできるから、すっごくわかりやすいの。

あと、■網状赤血球っていうのは、赤血球の子供のこと。
これはパーセンテージなので、どのくらいの割合で若い赤血球が血液内にいるか、
=どんな感じで赤血球が造られているか。
がわかるそう。

ササは平均的な1.5よりもかなり少ないから、非再生性・・・とか。
「血球が造られてない」って聞くと、
去年のメイの「赤芽労(赤血球だけ造られなくなっちゃう)」とか思い出す。
まだ、あれから1年しか経ってない。貧血と格闘した日々。
ササまでそういう状態になっちゃうのか・・・と目の前真っ暗になりかけた所で、
「ホントに造られてないかどうかは骨髄を見ないとわからないよ」と先生。

この網状赤血球を見る数値は、おまんじゅう工場の在庫補充係のようなもの。
時々さぼってるせいで、在庫を出すのを忘れることもあるから、
週に1度とかこの数値をチェックして、
ずっと少ないようだと造られてない?ってことで、
院長先生の出番。骨髄から組織を取り出して調べて、対処法を考えるんだって。

そっか、院長先生ならそういうの、できるんだ。
そう思ったら、ちょっとほっとした。
同時に、去年のメイの時にこの病院を知っていたら・・・と、
思わず声に出して泣きそうになってしまった。
それはそれで、あの時はできることをたくさんがんばったつもりだけど、
メイを治してあげたかったから、そういう気持ちが消えることはない。

ササは現時点では赤血球おまんじゅうの在庫が少なくなってる状態。
これが来週の検査で改善されているかどうかが、まずチェックポイントとなる。
それまでは、赤血球の材料となる鉄材(ペットチニック)をごはんに混ぜることにした。

白血球でわかることも、すごいなぁと思ったのでそれはまた後日。


ひらめき 血液検査と歯茎チェックのススメの最新記事】
ニックネーム りゅう at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | ひらめき 血液検査と歯茎チェックのススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちは初めての血液検査でした。
正直言って、以前は「調べても仕方無い。病気になったらなったで、やれることをするだけ」という考えでした。
だけど今回、いざ『病気かもしれない可能性』が大きくなるにつれて、「出来る限り健康であって欲しい」という思いがとても強くなりました。それに、検査結果で体質や傾向を知り、その対策を取る・・・、要するに予防医学のような事が出来るなら、やるべきなのだなと。
もちろんどの家庭でも経済的な事がありますから、出来る範囲で、という条件がつきますけれど。
うちはもう少ししたら、次はチャイの血液を検査してもらおうと思っています。
Posted by ヨッスィー at 2007年07月07日 00:55
とても分かりやすい院長先生の説明です。
こういう病院が近くにあると安心ですね。

メイちゃんの時に、この先生に出会えてたらの思い
りゅうさんの気持は痛いほど分かります。
しかし、メイちゃんの時はりゅうさんも
その時点で出来うる事を一生懸命がんばったんですもの・・・
その事を、りゅうさん自身が分かっていても
メイちゃんとの時を取り戻したい気持は
誰をも抑えることは出来ませんね。

ササちゃんの次の結果が良いことを願っています。
Posted by nekoboci at 2007年07月07日 13:05
り>ヨッスィーさん
タビーちゃんの血液検査結果、立派でしたよね☆
我が家のササも、血球数じゃない方はオール決定で驚きでした。
私は1年半くらい前までは、
血液検査も猫にとってストレスになるのでは・・・と躊躇していたのですが、
やってみるとそうでもないことがわかり。
書かれているように、病気の予防を考えるためにいいって思うようになりました。
病気になってからでは、症状が出てからではやっぱり遅いです・・・
特に、うちのように貧血やリンパ腫は。

一度ぜーんぶ調べたら、その後は注意項目だけ検査すればいいですもんね☆
私もまた地道にお金をためて、備えておきます♪
Posted by り>ヨッスィーさん at 2007年07月07日 15:23
り>nekobociさん
私は今でも、あの1日さえなければメイは良くなったはずだと思っていて。
その悔やみだけは、どうにも消えないものだなぁって思います。
メイが今いないことも、時々ヘンだなぁってまだ思いますからね。
フミは1F生活組だったから、
こうして自分の部屋2Fにいると、下にいるような気がするけど、
メイはずっと私の部屋で生活して一緒だったから。

院長先生、例えが上手だし、おもしろいんですよ^▽^。
これは、重い病気だからって気持ちが沈んでてはいけない!って意気込みみたいです。
病気だけど、治らないけど、
生きる状態を良くすることはできるから一緒にがんばろう!って、
私と同じ考えの院長先生なので、とてもありがたいです。
もうちょっと近くだったら文句ナシなのですが☆
Posted by り>nekobociさん at 2007年07月07日 15:29
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