2007年08月01日

ササとデポメドロール

070801b.jpg

ハクが寛解を告げられた日、ササの皮膚の診察も受けた。
「ゲンタシン」という塗り薬はよく効いたけど、
そこから「あと一歩」のところでどうも改善というか、進展がない。
あいかわらず、ササは足の部分とか噛み噛み噛んでしまって、ハゲが治らない。
ぽつっと点で腫れてしまう部分もある。

見ていると、
皮膚の表面がかゆいというより、もっと内面からかゆみがくるような感じ。
皮膚じゃなくて、そこをめぐる血液から沸き起こるような。
まぁ、これはイメージなんだけど。
とにかく皮膚病は目に見える表皮だけじゃなく、実はもっと奥深くまで侵食されてるものなので、
ここで前回やめた注射を打ってみようかな?と思い立った。

注射は「デポメドロール」
これを打つと糖尿病になりやすい・糖尿病になる恐れがあると告げられる。


フミの一番最初の抗がん剤であるロイナーゼは、
すい臓にダメージを与える場合があるとの事だった。
それとごちゃまぜになっていたのか、
ササに打つ注射はすい臓にダメージがあるんですよね、と確認したら、
「すい臓のダメージじゃなく糖尿病になりやすいって覚えた方がいいよ」と院長先生。

先日はその「万が一」を考えて断念したんだけど。
ここはしっかり完治を目指して、注射をした方がいいのかなーと。

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このデポメドロールはよくエイズの子に使用するらしい。
ステロイドの注射。
慢性の皮膚病はFeLVやFIVの子に多く現れるので、
よく使うって院長先生が説明してくれた。
免疫力が落ちてしまって、カビとかばい菌感染しやすいんですよ、って。

り:注射1回だけだったら、糖尿病になる可能性は低いですか?
院:なる時はなります。宝くじでいきなり1等が当たる場合もあるのと同じで。


なるほどなぁ。と思った。
先生達はいつも、いろんな可能性、リスク、期待を患者さんたちに伝える。
そしてその中から、飼い主さんが納得いく&主張する治療を選択する。
車だってそうだよね。
車を運転したらぶつかるかもしれない。事故起こすかもしれない。
そう思うと、どこにもいけなくなっちゃうよね、って。
それは、まさに私が通院の途中で考えていたことだったので、先生の言葉に驚いた。

みんな、運転している時は「事故を起こすかも」って不安を忘れるんだよね。
じゃないと、怖くてどこにもいけなくなっちゃうよなぁ。
免許持っててもさっぱり運転に関するセンスを持ち合わせない私は、
さらっと運転する妹を見て、そんなことを考えていた。
いつも抱えていると生活に支障をきたす。
怖すぎると生きていけないから、都合よくその恐怖を忘れて生活する。
生きてく中で、ヒトはいろんな能力を身につける。

ちょっと話はそれちゃったけど、
そういう運転と同じで、
この注射を含め治療を考える時。
そこにはリスクと効果のバランスがある。

・この注射を打つと糖尿病になる恐れがある。→リスク。
・この注射を打つとかゆみなど炎症がぴたっと治まる。→効果。


フミやハクの抗がん剤も同じく考えた。
治療に対する効果が大きいと判断した時、それを選び取る。
そんなワケで、今回ササにはこの注射を打つことを決めた。
「1回打つと2ヶ月は効果が持続。1週間で効果が現れてくる」
そういわれたけど、実際には2日後には、ササはかゆみから解放されていた。

まだ2箇所くらいはハゲ&ぽつっとした部分があるけど、
執拗に掻いて皮をべろっとむいてしまい、定期的に出血していたのがぴたっと収まる。
1週間でずいぶん毛がそろって、性格にも落ち着きが出てきた。
そうだよね。
ハルを拾った当初、カイセンで酷いぼろぼろ顔で、
あまりのかゆさであちこちの皮膚がべろりとむけてしまっていたもんね。
それが投薬と塗り薬でぴたっと改善。
かゆみっていうのは、想像以上のストレスを招く。
夏は余計にイライラするだろうなぁ。

ただいまのササはかなり平和。
涼しい所を探して、天たちと転がって平和。
反面、私はといえばハラワタが煮えくり返るような怒りで、
胃がぴくぴく。血圧もどんどん下がってくし。機嫌も凶悪。
ミルクが胃にいいって以前教えてもらったなぁと、
ミルクチャイをがぶがぶ飲んでました。ああ、夏は苦手だ。
うちにいて涼しくなった夜に、猫と寝転ぶしあわせ。
胃はピクピクするけど、やっぱりしあわせだなぁと思う。



ニックネーム りゅう at 22:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 注射 W&膿胸・皮膚病ほか(ササ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ササちゃん少しふっくらしたように見えますね。フミちゃんがいない事も徐々に受け入れて、落着いているのでしょうか。夏の暑さは唯でさえ不調を覚えるものですから、なるべく痒み等からは解放して上げたい気持ちわかります。いろんな注射や治療があって先生も良い方。りゅうさんも少し一息ついてくださいね。
Posted by すず at 2007年08月02日 13:23
痛みは我慢できても(というより、我慢するしかないから我慢しちゃう)、痒みは我慢できないから、どうしても掻いてしまいますよね。
人間だって、無意識状態の時は痒いところは思わず掻いてしまいますもの。
ササちゃん、今は状態が落ち着いているのかな、上の写真のササちゃんは輝いて見えます。
免疫力を上げてカビやばい菌感染を撃退するのに役立つ食べ物には、生のもの(野菜やお肉など未加工な自然食)、少量の卸ニンニク、酵母、ビタミンB1などみたいです。いつものご飯に、どれか一つでも毎日ちょこっと混ぜて、内面からもサポートしてあげたら、どうでしょう。
りゅうさんちは、時々生肉をあげているから、生肉ご飯の時は、ササちゃんには多めにあげるっていう方法でもいいと思うんだけど。
ずっとお薬が必要になってしまうのも、可哀想だし…、副作用も心配ですものね。
お薬の効果が出ているうちに、一気に免疫力を上げられるといいですよね。
りゅうさんのストレスも、上手いこと解消できると、身近にいるササちゃんの調子も、もっともっと上向きになると思います。
自分なりに、怒りや負の感情を打ち消す方法を見つけられますように…。
私はね、最近イラってするとスーパー銭湯へ行ってます(^m^)。
Posted by nyanmyupurin at 2007年08月03日 15:48
ステロイドだけど、アズミラのユッカ・インテンシブが自然界のステロイドって言われる成分を含んでるらしいです。
って、りゅうさんだったらとっくに知ってたかな(汗)。
うちでも歯肉炎気味のターディス嬢、アレルギー持ちの雪&グンタに使ってます。
体の抵抗力を高める効果もあるしいいんだけど、結構なお値段するのが難点です。(>_<)
ステロイド注射は私もできれば避けたいんだけど、うちの場合は雪ちゃんが炎症起きてジュクジュクしてる状態だから、特に症状がひどい時には打ってもらってます。
一時的にでも症状が収まれば、体調も気分も良くなるし、その状態を何かもっと自然な方法で持続できることを目標に、とりあえずは頑張ろうと思ってます。
私もお腹がチクチクして胃酸過多気味だったんだけど、こういう時はアルカリ性食品を食べるようにしてます。
海藻とか黒砂糖とか。^^
胃酸は酸性だから、アルカリ性食品でお腹を中和(笑)。

カフェインもお腹を刺激するから、できればカフェイン抜きのハーブティーとかが良いかも?
私はソバ茶とかドクダミ茶とか、ババ臭いお茶をよく飲んでましたよ〜。^^
Posted by 日本カモシカ at 2007年08月06日 06:43
り>すずさん
ササはすっかりかゆみが引いた…のですが、
2箇所だけ、今も噛んでしまう所がある運ですよね。
2ヶ月間は注射の効果が続くので、
それまでは塗り薬で対処しています。
でも、最初の頃よりは断然!かゆみもなく落ち着いてますよ☆
片目のせいもあるのか、ササ、夏はちょっとかわいそうです。
Posted by り>すずさん at 2007年08月25日 15:13
り>nmpさん
ササは片目ってこともあるのか、
夏はなんかかわいそうな感じになるんですよね。
どこが悪いって言うのではないのですが。
歯茎も痛いからカリカリもちょっとしか食べられないし、
これから生肉ごはんの回数を増やそうかなって検討してるところです。
カリカリも、あごとか黒っぽくなっちゃうから、
何かが体にあってないんでしょうね;;。
ササは特別だからね、内緒ね、っておやつをあげると得意顔です☆
Posted by り>nmpさん at 2007年08月25日 15:17
り>日本カモシカさん
白猫さんはアレルギーチックな子が多いのかな?
歯茎が痛いだけで好き嫌いはないので、
ササもきっといろいろ生のものや新鮮なものを食べるほうが、
体的にもいいんじゃないかなーと思い直しています。
マクロビオティックに興味があるので、
ササにもそんな感じのごはんを作ってあげようかなぁ。
1匹ならなんとかなりそうな?
さすがに17とか18匹分は…考えたくない^-^;。
Posted by り>日本カモシカさん at 2007年08月25日 15:19
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