2012年12月28日

肉腫と失血

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棒状に固まった左足。
でも、それを支えにしてシロさんは体勢を立て直したりしています。
ももの付け根から断脚していたら、自分で立ち上がったりできなかったね。
動かない天の腕と一緒で、動かなくてもリッパなシロさんの脚。

夏頃からの問題は貧血。というか失血。
立ち上がれなくなってから出てきました。

両腕の力で立ち上がろう、移動しようってがんばるから、
テーピングしたももの部分がずれて、出血しちゃうんだよね。
肉腫の部分が前述の写真のように大きくなってから、
部屋に戻ってきたら、畳が血の海・・・ということも数回ありました。

ほんとに、血だらけ血の溜りで、ぞっとするくらい。
シロさんは肉腫で弱ってるというより、大量出血のせいで弱ってる。

私たちに出来ることは、
出血しないように、
化膿しないように軟膏とテーピング。
くっつく包帯も30個まとめ買いしてきたよ!ぴかぴか(新しい)

抜歯しているシロさんは、カリカリの粒も飲み込めるので、
栄養価の高いごはんとしてザナベレ。
あと、あまりムースっぽいのは好きじゃないのでとろみのあるパウチ。
栄養ありそうな猫ミルク。
a/d缶も大量に買い込んだよ!ぴかぴか(新しい)

赤血球が作られるのって3週間かかるんだよね?
少しでも血がたくさん作られますように、早く作られますように、
ペットチニックをまぜる。

でも、何かの拍子で血が吹きだします。
いきなりお母さんに呼ばれ、シロさんの出血を手で押さえてる間に、
私が油紙と包帯で止血をかねたテーピングとか・・・
「これじゃ血がおいつかないよ」って、何度も怖くなった。


9/27。
西の地から妹にメールしたけど返事がなかった。
お母さんにメールしたら、
夜遅くなってから「仕事が忙しかったんだよ」って返事がきた。

9/30に、やっぱりおかしいな、と思ってお母さんに電話をしたけど、
「みんな元気なの?」と聞いても、「うん」
「シロさんも元気なの?」と聞いても、「みんな寝てたんだよ」

10月に帰宅してから、
シロさんが27日の明け方に旅立ったことを聞きました。
blogにシコリ記事を載せてから、ちょうど1年・・・
状況を聞いたけど、最期はやっぱり、失血によるもの。
前日の夜に、再び大量に失血してしまったんだって。

あの時、なぜか今日メールしなくちゃ…と思ったのは、これかぁって。
八重の時と同じ。
私が心配しすぎて倒れないように、おかしくならないように、
お母さんも妹も、出先では猫の異変を絶対に告げないんだよね。
察知されないように、妹は返事をしなかったんだね。


シロさんはそれでも、トイレの周りに敷いたトイレシーツ以外に、
シッコをもらさなかったよ。最期までえらかったんだよ。

とお母さんが言っていました。
動かない体でも、トイレだけは絶対・・・ってがんばる子が多いよね。
力がなくてもらしちゃう子は、どんなに自分自身に悔しいんだろう。
ムリしなくていいのに、我慢しなくていいのに。
えらいね、よくがんばってくれたね。

威嚇しまくってた大きな白猫。
でもほんとはすごく甘えん坊の優しい子でした。
抜歯をして痛みがなくなってから、元気に健やかに暮らしてくれて。

うちに辿り着いてくれて、ありがとね。またね、シロさんかわいい

シロさんが旅立った日、
お母さんが新聞でふと「繊維肉腫」という記事が目に付いたんだって。
それを読んで知ったことを教えてくれました。

肉腫は載せた写真のように外側にも大きくなるけど、
成長が止まったと見えても内側にも大きくなってるんだって。
だから、神経だけじゃなく血管を圧迫して、圧迫して、それでも成長して、
血管をちぎってしまうことがあるんだって。

ああ、だから血が噴き出すのか・・・

我が猫屋敷は、成の死から10年。
いろんなことを知った。
いろんなワザを身に着けた。
でも、10年経っても、初めて知ることってまだまだたくさんあるね。

有り余ったくっつく包帯は、
何かあった時にいつでも使えるから安心だよ、って妹が言ってくれた。
有り余ったa/d缶は、10歳を過ぎて少し細くなったキリとまるに。

今は大きな病気もなく平穏な我が家。
ニックネーム りゅう at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 注射 繊維肉腫(シロさん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

3ヵ月後の肉腫

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6月下旬。
この位だった肉腫が、3ヵ月後にはこんな状態になってしまいました。

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旅立ってしまう3週間程前のシロさん。

やわらかかった左脚が、硬い部分が段々広がっていって。
屈伸が出来なくなって、棒のようにまっすぐになってしまって。
肉球も少しむくみやすくなっています。

肉腫はどんどん成長します。
皮膚を破っても、まだ大きくなっていきます。
黄色のガーゼは薬がついてて黄色になってるの。

両腕や右脚にもシコリはできて少しずつ固まっていったんだけど、
この左脚の大きな肉腫がメインのせいか、
そのほかの部分は腕や脚全体が固まることはなかったです。
天の腕のように、ちょっと不自然に曲がっているけど、
ちゃんと体を支えられていました。
右腕が少しぼこぼこしていたり、なんとなく曲がってるのわかるかな。

部分の拡大写真は、
ちょっと恐ろしい感じがするので下の追記以降に載せます。
⇒追記:肉腫の部分
ニックネーム りゅう at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 注射 繊維肉腫(シロさん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月23日

シロさんの脚

シロさんのももに塊が出来たのが去年の9月。

断脚する事にどうしても賛成できなかったお母さん。
それは、ゆくゆくは全身に転移するのをわかっていて、それでも選べなかったことでした。
ももにあんなに根付いていなければ、あんなに腰の近くじゃなかったら…
私も妹も、どっちがいいのか迷いの中にいたし、どちらが正しいってこともないよね。
でも、シロさんもつらかったし見ている側もつらかったけど、
結果として断脚を選ばなくてよかったと思っています。

そんなシロさんの記録を少し。

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こちらは3月上旬のシロさん。肉腫発見から約半年後。

小さかった肉腫もだんだん硬くなってきています。
もものシコリの他にも、
体表にぽこ。ぽこ。という感じで肉腫の子どもみたいのが出来ていました。
触るとぷにぷにっとしてて、水ぶくれみたいな感触。
シコリは右腕にも出来て、体のいろんな部分に散っているんだなぁって。

その頃は、ももの部分は結構硬くなってきていました。
脚がまっすぐになっているでしょう?
曲げることができていた脚が、だんだん棒のように真っ直ぐになって固まっていきます。
それでも、内臓にリンパ腫とかできていないので食欲旺盛。活動的。

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左足をひょこひょこしながら、ごはん!と駆け寄ってきて元気だったよエサ
こちらの6月のシロさんは、左足がほぼ固まっているため、
脚とおなかから下がやせているのが分かります。
食欲はあいかわらず衰えてないし、しっかりがっつり食べていたんだけどね。
やっぱり、動かない(動かせない)と筋肉はあっという間に落ちていきます。
今までの、ほかのにゃんこ達と同じやせ方です。

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6月はまだ肉球を床につけて、体重を支えられていたね。
血流が悪くなると足がむくんでしまって、肉球もぱんぱんになってしまうので、
同じ部屋のお母さんと一緒にマッサージ。
でも、あまりマッサージしすぎても腫瘍を刺激しちゃうので、加減がむずかしいたらーっ(汗)
しっかりマッサージはしない、かるく、かるく。

ももからお尻の方が硬くなってるの、なんとなくわかるかな?
そして皮膚が破れているの。
シロさんが気になってなめちゃうから、はげてきたんだけど・・・
ここがこの肉腫の元凶だったんだよね。

最期まで食欲もしっかりしていたシロさんが、旅立ってしまう元凶が、この部分でした。


*その他*

今朝到着した西の地。
今日は高校駅伝があったらしく、外の応援の大きな声で気づいたよぴかぴか(新しい)
実家のお母さんは駅伝とかマラソン大好きでTV見てるので、沿道にいたら映るかなーるんるん
と外に出て青い団体さんの横でスタンバイしてたけど、ちょうど集団UPになったってバッド(下向き矢印)
うちの前は1区と7区らしい。
三重の応援団の人たちは、自分のチームが通り過ぎた後もずっとランナーを応援してました。
ラストランナーまでその場所を離れることなく「がんばれ!Clap」って声をかけ続けて。
優しいね。
順位が振るわなかったランナーも、応援うけて走れる方がきっと心強いよね。

その青い伊賀の団体さんは、3位のお知らせを受け取って大喜びでした。
なんかほほえましかったーよかったねかわいい

そして有馬記念のゴールドシップにびっくり。
競馬は有馬記念位しか知らないけど、ビリから1位のあの美しい走りがすごかったハートたち(複数ハート)
馬ってなんかこわいけど、ゴール前のあの飛ぶような走り、美しいって思った。
3着の子も、スタート残念だったね;
ニックネーム りゅう at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 注射 繊維肉腫(シロさん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

断脚するかしないか

シロさんの足の異変に気づいたのが先日。
ももの辺りにぼこっとしたはげたしこりがあるのを、妹が見せに来た。
見て、ももを触っても、中の方にもしこり。

肉腫だな・・・
肉腫じゃないといいな・・・と思いながら急いで病院に連れて行きました。
院内での検査の見立てでは、やっぱり悪いもの。
繊維肉腫ではないけど、
表面に方にあるものは切り取ることができそうだけど、
内側のものは、筋肉に根付いている可能性が高くて、
そうなると断脚しないといけなくなるかもしれない、と。

どうして気づかなかったんだろう、とまた後悔する私に、
「ガン細胞は1g、1㎥になるまでに20回分裂するんだよ」
「そこまでにならないと、その大きさにならないと気づきにくいんだよ」
そう院長先生は言ってくれたけど。

シロさんはケージがメインの暮らし(自分でも自分の部屋と思ってる)だから、
毛布にもぐって寝ていると、足とか気にしない限りわかんないんだよね・・・
もちろん、ケージばかりじゃなく、部屋を歩き回ったりするけど、
そんな違和感に気づかなかった・・・

今までガンと付き合ってきて、その治療法は3つがメイン。
1.抗がん剤
2.放射線治療
3.手術

四肢にできるこういう肉腫には、抗がん剤は効きにくい。
放射線治療は、別の大学病院に毎週通わないといけないので、
これは地理的にかなり負担があるからムリ。

となると、そしてももの内側が固くなっているのをみると、
再発の可能性はないわけじゃないけど、
それでも確率を低くするなら、断脚するのがいちばんいい方法なんだろう。

でも、今も歩いている姿を見ると、あたたかいその足を触ると、迷いが出る。
本当に切っていいのかな?
シロさんはそれを望むのかな?
3本手足で元気に暮らすことができることも知ってるよ。
でも、良いとわかっていても、心が追いついていかない。
特に、心療内科で治療中の私には、何が最善のことなのか葛藤が大きくなる。

断脚した方がいいのはわかってる。
お母さんは報告した時点では切断に理解を示したものの、
QOLの観点で考え直したのか、このままの姿でいさせたい、
再発するかもしれないのに痛い思い、不便な思いをさせないで、
そのぶんおいしいものを食べさせたりして猫生を全うさせたほうが・・・と言うし。

どうしたらいいんだろう。
どちらがよい方法なんだろう。
どちらがシロさんにとって幸せで、良いことなんだろう。

血液検査やレントゲンを撮って全身の状態を見たけど、ほぼ異常なし。
手術をする、となればシロさんの体はいつでもできる状態。
とりあえずは、外部センターに送った細胞の詳しい結果が出てから決めるけど・・・

いつになっても迷いは尽きないものです。
ニックネーム りゅう at 12:05| 注射 繊維肉腫(シロさん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

シロさんの抜歯&去勢手術

blogをお休みしている間のわが猫屋敷の大きな動き。

☆リンパ腫治療のコマ、完全に寛解する。
☆外猫のシロさんの手術と入居。

ずいぶんりゅう姉妹には懐いたシロさんだけど、病院の先生達にはどうかな…
そんな不安もあって、コマの治療の時に院長先生に聞いてみた。
まだあまりヒト慣れしていない外猫がいるのだけど、
歯が腐っているようなので抜歯した方がいいかどうか、
去勢手術をしてもらえるか。
フロントラインはしているので、ノミダニは大丈夫だと思うのですが。などなど。
院長先生はもちろんOKで、すぐに手術の日にちを決めた。
10/17手術。

2週間前位から、玄関先にブランケットを敷いたダンボールを用意して、
「シロさん、ここあったかいからここにいるんだよ」と話していたので、
その頃はもうシロさんはほとんどうちの近くで過ごしていた。
1・2ヶ月前の威嚇シロさんがウソのよう。
当日にシロさんがいないとハナシにならないので、巨大ケージに入れてみたけど…
事前に練習で入れた時は周りの猫sも大騒ぎで、あえなく断念。
ケージをダンボールで囲って、
シロさんにも他の猫にもお互いが見えないように工夫してみる。
手術前夜はケージになんとか入ってもらった。

当日は私がおシゴトだったので、妹がシロさんをキャリーに入れて病院に。
シロさんは、心配をよそに病院でもおとなしく、先生たちにも大人しかったそう。
ただ、副鼻腔炎があるので、手術して1日入院して様子を見た方が良いとのこと。
シロさんが病院&先生たちを怖がりもせず大人しいと聞いたので、入院決定。
シロさん、ほんとにエライねぇ。
あんなに威嚇猫だったのに、ホントにフシギだ。意外だった。

お迎えに行ったシロさんは、か細い声で泣くものの、ごはんをもりもり食べて元気。
私がちらっとみて腐っていると思った歯。
見積もりより1本少ないけど5本抜いて、縫ったとのこと。
そのうちの1本は神経が見えてたって。
痛かっただろうね、シロさん。今までよくがんばってきたね。

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ケージのあちらとこちら。退院翌日のシロさんと落ち着いたハル(オ)

抜歯&去勢手術治療費
ニックネーム りゅう at 19:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 注射 繊維肉腫(シロさん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

我が家のシロさん

今、外猫として我が家にやってくるのは2匹。
キリによく似たマル(近所の家猫)と、白い短いカギシッポのシロさん。
シロさんは体つきもリッパな大きな猫で、メヤニとなみだ目とよだれがちょっと酷かった。
最初見かけた頃は、呼んでももちろんムシ。
手を伸ばそうとすれば、それだけで威嚇。
れっきとしたノラって感じの猫だった。

名前を呼びかけるようになってどのくらいかな。
家に来る回数が多くなってきて、少しおだやかになって、
シロさんを1回、なでた時から劇的に変わった。

今では雨が降ってる日・降りそうな日以外は、朝ドアを開けると待ってる。
隣の家の室外機や私のチャリの椅子、塀のところで、
「ニャニャニャ」と、まるでササのような感じにあいさつしながらやってくる。
なでられるのがうれしいんだなぁって、
ぐるぐるいいながらスリスリ、スリスリ。
ザナベレとかカリナチュとかのカリカリや、
缶詰にいただいたコロストラムを混ぜて、シロさんに食べさせている成果か、
薄汚れてみすぼらしかったシロさんの毛艶は、ピカピカ。
毛質がまったく違うけど、私の王様ササのように純白に輝く。
しっぽとか部分部分は、あいかわらずよごれてるんだけど・・・

シロさんのメヤニを毎日拭いて、顔とか頭とか体もついでに拭いてたからね。
それでも、オレンジっぽい色のメヤニというか涙はよく出る。
体の中のなにか、毒素みたいなのがあるのかなぁ。

拭いてて気づいたことがあって、シロさんは真っ白なネコではなかった。
頭のてっぺんから後頭部に、すごくうっすらとヅラのような模様が・・・
ハクのよう。ハクみたいにはっきりしたヅラ模様じゃないけど。
でも、色がうすーーーーーい茶色なので、はねを思わせる。
ハクのように折れ曲がったしっぽ。

そう、シロさんはササ+はね+ハクが少しずつ混ざってる感じだ。

よだれは、歯が溶けてるせいだと思うんだよね。
虚勢手術の時に、口の中も診察してもらってキレイにしてもらおう。
妹と、そんなハナシをしてる。
妹はハクの闘病中にしていたように、シロさんを自分の部屋にいれるつもり。

ハクぼんに会いたいと2Fでめそめそする妹。
その1Fでは、なるをだっこして、はにこ(はね)に会いたいねと言うりゅう。
姉妹だねぇ。
会いたくてももうこの世ではカタチとして会えないキミ達だけど。
その分、めぐりあったシロさんを大切にしようね。
キミ達の存在が残るシロさんが、うちでしあわせになるといいね。

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帰宅したら、雨なのに珍しくシロさんが玄関にいた。
私の声を聞きつけてやってきたマルが、シロさんがいるので近づかない。
玄関の外でまるにごはんをあげ、シロさんは玄関の中でごはん。
シロさんを見て、ササを思う。はねを思う。ハクを思う。
うすよごれてるけど、子猫じゃないけど、歯が溶けたり腐ってるけど、
シロさんを見てかわいいなぁと、うちに来てよかったなぁと思う。
まだ正式には入ってないけど。
台風も来ることだし、院長先生に早く歯のこととか相談して家に入れよう。
マルもキリと一緒にりゅう部屋に入れたら、安心なんだけどね。
ニックネーム りゅう at 17:16 | TrackBack(0) | 注射 繊維肉腫(シロさん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする