2007年05月14日

朝の光の中に

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たくさん応援してくれて、ありがとうございました。
フミは1時間ほど前、朝の光の中、旅立ちました。

ふと。気になってフミの呼吸の速さを確かめようとベッドを見るんだけど、
もう、動くことなく静かに眠ってるフミ。
大丈夫かな?と思いかけて、
あ、そうか。もう死んでしまったから苦しいも何も、ないんだっけと。
ああ。
お金がかかってもはらはらしても、やっぱり生きてるのと死んでるのは、違う。
終わっちゃった、っていうのは、静かだけど、つらいね。

少し前まで、こんなことになってるなんて思いもよらなかったのに。

食べるようになったのに、どうしてだんだん動けなくなるんだろう?
それが、昨日からの疑問だった。
13日はほんとは出かける予定だったんだけど、
フミがごはんを少しずつ食べるようになったから大丈夫と思ったんだけど、
明け方、トイレまで行けずに私の布団にシッコをしてあったのを見て、やめた。
ビリルビンの黄色のシッコが数箇所・・・
なにかがおかしい?
明け方4:30。そのまま妹を起こして輸液をして。
病院に連れて行って診察を受けたんだけど、熱は平熱。心臓も変わりなし。
院長先生はお勉強会でいなかったけど、脱水が問題なだけに思えた。
とにかく健康な猫の目安:体重1kg/60mlでは到底足りないので、
状態を見てもう少し、輸液を増やしても大丈夫ですって。
(吸収されないのに輸液をたくさんすると、血液が薄まって危険)

病院から帰ってきて、フミはカルカンの缶詰をちょっと食べた。
何かフミが食べそうなものを探しに、妹と郊外のSCに行って、
ユーカヌバとピュリナのカリカリを買ってみてあげたら、ちょっともぐもぐ食べた。

食べるなら大丈夫!
なのに、どうして不安は消えないんだろう?
メイのように、歯茎が真っ白だから?
でもこれは、食事性の貧血だって話だった。
なにが不安なんだろう?


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ニックネーム りゅう at 09:17| Comment(36) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

めるカメの力

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今朝のフミ。
動画では元気そうでそんなに痩せた姿には見えなかったでしょ?
でも、実際は筋肉という筋肉が落ちてしまって、こんな風にホネカワ状態。
まったくといって良い位、肉がついていないから見てる私の方が心配になっちゃうけど。
当のフミはあまりそういうことは気にしないみたい。
だから、私も気にしない。ようにする。

筋肉が落ちちゃったことは、それはそれで仕方ない。
だって全然食事が取れる状態じゃなかったんだから。
ちょっとしたことで、精神的ストレスで、すぐに吐いちゃうくらいだったんだから。
そして何より、リンパ腫って言うのは、それはやっぱり大変な病気なのだから。

病気になったことを嘆いても仕方ない。
だって、うちの猫はみんな野良で酷い状態だったから。
病気の素を持っていたって、それはもう、どうしようもないことだ。
いつも言ってるけど、
病気になるかならないかは、それはもう天の采配というかなんというか、
どんなに気を遣っていても、病気になる時はなっちゃうものなのであって。
病気になることを恐れるんじゃなくて、
それはそれで仕方ない。じゃあ、より良くするためにどうしたらいいかな?
そう考えていった方が、猫もヒトも幸せな時間を過ごせるように思う。
時には当猫の前でわーっと泣く事も、じたばた暴れることもあるけど。

病気であってもなくても、
一緒にいられる時間があるって言うのは、ホントにしあわせなことなんだ。

それを、私は知っている。
じたばたじたばたして、何度も危篤を迎える度に大泣きして、
でも、そういうのもみんな含めて、私はメイと過ごした日々をとても幸せだったと思う。
もちろん、つらかったけどね。
もう2度と、あんなにつらい思いはしたくないって思うけどね。
でも、闘病生活が終わってしまった今となっては、
そういうつらささえも、生きているからできたことなんだよなーって。
一緒にいられる時間って言うのは、
時にはとってもとってもうれしく楽しく、
時にはとってもつらく、
でもどちらにしてもほんとにほんとに、かけがえのない宝物。

だから、今もそう。
こんなに痩せちゃった;;。かわいそう;;。どうしよう;;。じゃなくて、
これからまた太ればいいよね。早くふっくらしますように。
今はほんの短い距離(数歩)の「とってこーい」だけど、
また以前のように棚を駆け上ったり走り回って、難しいワザを披露できるように。

そう思って、フミに「がんばっていこうね」と声をかける。

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ニックネーム りゅう at 23:23| Comment(12) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

少しずつ少しずつ

昨日辺りから、ほんの少しだけど自力で食べているフミ。
他の猫に比べたら、それはもう、ほんとに2口3口の量なんだけど、
フミにとっては「無理強いじゃない」ってことがとてもイミがあるみたい。

今朝私が起きた時、はねとキリと一緒に「ごはんは?」とにゃーにゃー騒いだ。
そんな姿&鳴くのは久しぶりじゃない?
あわててCIAOのほたてささみ缶詰を大さじ1程度差し出すと、
立ったままの姿勢でもぐもぐ食べ始めた^▽^。

確か去年も言ったけど。

「ああ。世界が薔薇色に見えるよ^▽^」

量としてはやっぱり、3口位だけど、待ってました!って感じに食べる姿。
あまりにも久しぶりでホントにうれしかった。
ゆっくりゆっくり、少しずつもぐもぐ食べるフミ。
途中で「ガシガシ」っと歯がこすれるような音が聞こえた。
これは最近、こういう音出るようようになったんだよね、メイもそうだったけど。
歯石のカタマリがついてる猫は、フミを含め今の所いないけど、
そういうのが関係してるんだろうなぁ。

先週抗がん剤としてロイナーゼを打ったフミ。
3週間目で再アドリアマイシンのハク。
結局2匹で違う抗がん剤を使うことになったから、またちょっと切迫だけど、
本日も病院3に行ってきました。

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ニックネーム りゅう at 23:58| Comment(13) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月05日

あきらめる必要はない



主演:フミ 助演:トリのおもちゃ 解説:りゅう

ほとんど食事らしい食事ができないフミ。
どんどん痩せてしまって見ている方がツライ位だったのだけど・・・
点滴が終わってチューブ針一式を外して、自由になったのがうれしかったのか?
おもちゃに反応して遊ぶ姿が。
このトリさんのおもちゃの前に、メイの遺品・カメさんの鈴にフミが反応。
フミ、このカメさんおもちゃが一番のお気に入りで、
これを投げて「取ってこーい!」ができるのはフミだけという、猫屋敷一の芸達者。
さすがに以前のように棚を駆け上ったりはできないので、
私のベッドでちょっとカメさんをころがしては、フミがたたっと追いかけて・・・
まさか、また「取ってこーい」が出来るとは思ってもいなかったので、うれしかった。

やせ細った体でほんの少しの距離の「取ってこーい」だったけど、
ああ、フミはまだ生きる気持ちをちゃんと持っていたんだって。
ごはんを食べないのには、食べられない理由(肝臓や胆のう等の不調)があって、
強制給餌とか口にミルクつけただけで吐いちゃったりするけど、
もうだめなんじゃないか・・・って本気で思わざるを得なかった1週間だったけど。
フミはこうやって、自分の生きてる時間を楽しく過ごしてる。
うれしいのと、ちょっとかなしいのと、フシギな気持ちでフミと遊んだ。

おっとりしているようで、賢いために推測しすぎて却って神経質になってたフミ。
手の自由が利かない点滴セットが外れて、気持ちも晴れ晴れだったのかな?


遊んだ後は・・・
ニックネーム りゅう at 23:34| Comment(16) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月01日

課題は脱水症状の改善

昨日4/30はフミの抗がん剤VCRの日だったんだけど、
フミの状態が悪くて「これだと先生もためらっちゃうなぁ・・・」と言われて断念した。
どんどん、体重が落ちてる。
・・・食べないからね。

今日も言われたけど、吐いちゃう時にムリに強制給餌は絶対だめ。
日に日に痩せる姿を見ると、
「ここで食べさせなくちゃ、死んじゃうんじゃないか」とか心配になって、
焦ってムリに食べさせたいのが本音なんだけど。
院長先生は、缶詰も、フェロビタもやめたほうが良いって話だった。
それに対抗するために、
昨日から自宅輸液に続き、自宅点滴デビューも果たしている、我が猫屋敷。
ほんと、いろんなワザを習得中です。
血液検査で肝臓の数値は上限超えてるけど、だんだん下がってきたフミ。
それは、またお休みの日に4/30分の記事でupするとして、今日のコトだけ。

1日で300gも体重が減っているフミは、輸液をしているのに脱水を起こしている。
入れても入れても、シッコで出るのか、食べないせいなのか、
今までの輸液の量では足りていないのがよくわかる。

フミの鼻が、ぺったんこになってきた。

これ、メイも去年そうなった。
オレンジだった鼻がカサカサになり、黒っぽくなって、はがれたんだよね。
今日、先生にそのことも聞いてみたら、
「鼻がぺったんこは、脱水してるから起こるんですよ。カサカサになったり」
体重に対しての輸液や血管点滴は、量は取っているから・・・と思っていただけに、
それでもフミが脱水していることにちょっと驚いた。
でもそうだよね、お水も飲んでる姿みてないもん。

どうして食べられないんでしょう。食べたい気持ちはあるのに。

そう聞くと「やっぱりガンが悪さをしてるからでしょうね」
血液検査の結果では、猫白血病が出てきたわけではなく、炎症が起きてるとか何とか。
抗がん剤VCRを25%にして入れても、
それが効かなかったらイミがないし・・・と院長先生も渋い顔。
フミがごはんを食べられないのはガンの動きのせいで、
ガンの動きを抑えるには抗がん剤の力が必要なんだけど・・・
効果のあったVCRは、フミの今の体の状態では使用すると却って別のダメージが多くなるそう。
そんなことを考え、でもこのまま抗がん剤もしなければ確実にだめになっちゃうって。
そう言われたら、抗がん剤はやっぱり今、必要なことだと思う。

そんなわけで、今日はVCRではなく、まだマイルドなロイナーゼを注射してきた。

とにかく、脱水を解消するために、減った体重を取り戻す感じで輸液をする。
1日6本位入れても良いんじゃないかな、って。

フミは食べたい気持ちはある。
でも、目の前に食べ物が出ると食べられない。
お魚を焼いてあげても「いいにおい!」って喜ぶけど、食べるまで行かないんだよね・・・
それに、強制給餌じゃないのに、輸液のシリンジが目の前に出ただけで、
「シリンジ=強制給餌」なパブロフの犬状態で、吐き気やよだれがだーっと出てしまう程。
院長先生はそれを聞いて、
「この子は推察能力が高いんでしょうね」と言っていた。
まあね。「とってこーい」が出来るのはフミだけだ。
以前からフミの学習能力はずば抜けて高いとは思っていたけど・・・

ああ。はねとか栗のように、イヤなことあってもすぐ忘れる頭に切り換えてよ、フミ;;。

朝早起きして輸液や点滴を調節し、月末月初で大忙しに働き、
ダッシュで帰って途中下車→迎えに来てもらってフミの病院に同行。ネット検索。
こののどの激痛がなければ、もっとがんばっていけるような気がするんだけど。
さすがに体がつらくなってきた;;。
何をしてもしなくても激痛ってのはおかしいので、
どーにも我慢できなくなってシゴト先の近所の病院に行ったは行ったけど・・・
何でこの薬出すのかな・・・って友達もお母さんも不審そうに薬袋を見てた。
1・2を張る強い薬らしく、その指示通りに飲むと胃に穴が開くって。胃薬ナシだし。
実際、転げまわるような胃の痛み&もやっと感がありました;;。
飲むんじゃない・その病院に行くんじゃない、と私より激怒な友人。
ヒトも猫も、信頼できる病院があるって言うのは、ホントに大切だねぇかわいい

メイの時のように、まだ床で寝ないでベッドで眠れてるからいいのかもしれないけど。
がんばろう。がんばろう。って思ってがんばるけど、ね。

最近悲観的っぽい私に比べて、
「でも今日のフミたん見てると、昨日よりカリカリの音に反応してると思う」
「大丈夫だと思う」
なんて、妹のほうが楽観視できてるんだよね。
ひとまず、今日はもうとにかく眠って、体力と気力の復活を計ろう。
私が今出来ることは、脱水症状を改善すべく、輸液の量を増やすこと。
これだけ。
これだけでもやれば、きっと何かが変わってくる。

「ペロッ」のサインと鼻の乾燥とはがれ。
去年のメイの闘病時の謎が、1つ1つ消えていく。
それと同時に、去年この病院3に連れてきてたら、もっと生きられたんじゃないか。
輸液をメイにしてあげられたら、オレンジの鼻に戻せたんじゃないか。
後悔は約1年経った今でもずっと、心にぎゅっとしがみつくように残っている。

でも、別にいいんだ。
私はメイが大好きだから、後悔が尽きないんだもんね。
去年の後悔は、これから後悔しないための、私の大切な記憶と力。
ニックネーム りゅう at 21:59| 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

私が闘病生活で一番キライなコト

少しずつ調子が戻るはず・・・だったのに、フミはぐったり。
ぐったりって横になってはいないけど、ずっとスフィンクス座り状態で。
毛ヅヤもなく、ぼさぼさ。
まったく食欲ナシ。

敗因はわかってる。昨夜の強制給餌だ・・・顔(泣)

輸液もOK☆
カリカリも少し食べてる☆
吐き気止め&食欲増進の薬もある☆

吐き気がなければ食べさせたほうが良い!と、缶詰を強制給餌したんだよね。
食べた分だけきっと、明日の朝には状態が良くなってる。
そう思っていたんだけど・・・

むしろ悪化・・・

みんなと一緒に「朝のごはんはー?」と歩いてこないばかりか、
ぼさぼさの毛並み。
どうしたんだろう?おなかが空きすぎたとか?と、
別室につれてきて缶詰をちょっと口に入れようとした途端、吐き気が始まった。
妹と二人で「は、吐くのか?」とティッシュとか用意し始めたのだけど、
フミはテーブルから飛び降り、床で吐いた。
少し固形が残ってる・・・昨夜の消化し切れてなかったんだ・・・;;。
床を汚したことを気にしたのか、猫トイレに入って・・・また吐いたバッド(下向き矢印)
こんな調子が悪い時まで、気を遣わなくていいんだよ、フミ;;。
トイレに行って、うげーっ。うげーっって。
こんな状態でも、フミはえらいね。

吐いてしまった分、輸液をちょっと多めにして140mlに変更。
吐き気止めの液体の薬を飲ませるけど・・・それさえもイヤそう。
歯茎は真っ白だった。
貧血かと血の気が引く思いだったけど、これは吐いた直後だったからみたい。
心配になってちょくちょく様子を見に行って、歯茎とか見たら、
すこしピンクになってきた。でも・・・血色薄い。
フェロビタ2を口の前の部分につけてなめさせてみたけど、イマイチ。
しかも、黄疸は引いたはずなのに、
部屋に戻ってトイレに駆け込んだフミは、またすごい黄色のシッコをした・・・
そんなに強制給餌がイヤなのね。ストレスなのね。ううう;;。

ごめんね。
フミが嫌がることばっかりしてるね、私は。
食べたくないのに食べさせて、口にべたっとつけて。
毎日チクッと注射して。
フミが元気になってほしいから、もっと一緒に生きてほしいから、
だから嫌がられても何とかしなくちゃって思ってきたけど。

ホントは私だって強制給餌なんて、

やりたくないんだーーーーっ!


もうやだ;;。強制給餌なんてしたくないー;;。

かなり痩せて骨っぽくなってるから、ムリにでも食べさせないとって焦り。
食べさせたいけど、食べさせられない。
メイのようにきゅーって鳴いたりため息つかないけど、
フミにとって強制給餌は、ものすごくストレスがかかるものなんだってわかる。
食べ物の匂いやシリンジを見ただけで、ペロッと口をなめたりツバが出たり。
吐き気が沸き起こってきてしまうみたい。

じゃあさ、どうしたらいいの?
じっと待つしかないの?
プリンペランが効かないんじゃ、
フミが自分で食べようって思うまで栄養が摂れないの?こんなに痩せてるのに。
ムリに食べさせたって吐くだけ。余計衰弱する。
そればかりか、心的疲労が、ストレスが増大して余計体に悪い。
そんなのわかってるけどさ、じゃあ、どうしたらいいのよー;;。

もうだめなのかな、とも思った。

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ニックネーム りゅう at 15:23| 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

大所帯の効用

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ばたばたギャーギャーうるさくない環境で、
一人でスヤスヤ眠るのもいいけど。

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やっぱり誰かがいると心強い。
ふかふかしてるし、あったかいし。
(とくに栗はフカフカ栗ソファだし)

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みんなが集まるとパワーも倍増?
あったかさだけじゃなく、パワーももらってるはず。
(ちょっときつそうだけどたらーっ(汗)

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大所帯でよかったねかわいい
でも、いくらなんでも容量オーバーなのでは・・・?
天はケージの上の扉まではジャンプできないので、ちょっとうらやましそう。

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ごはんも、悪ガキ達のイキオイにつられて、食べなくちゃあせあせ(飛び散る汗)って
気力が出てくるのかも。
1匹だけで食べる時より、食べるスピードがやっぱり違う。
(油断するとニイナとかに取られちゃうからねぇ)

カリカリ(サナベル・エレガンス)は少しずつ食べるようになったけど、
缶詰とかウェット系を近づけると、また「うえっ」って悪心が出てしまうので・・・
今は、自発的に食べだしたカリカリにがんばってもらいます☆

本日の診察
ニックネーム りゅう at 23:55| Comment(12) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

悪心の時には

1日だけ腕に留置針をつけたままのフミ。
これ、1回はずすとまた入れるのに処置料がかかるから、
院長先生が大丈夫なようならつけたままにして、お金が明日かからないようにするって。
留置針は去年、メイがつけてた。
自宅で点滴をするって交渉をして、チューブの中の血を溶かす注射とか、
いろいろセットでもらったっけ
なつかしいなぁ。
去年の今頃は、メイが1回目の危篤から復帰した頃だったろうか?

フミはあいかわらずぐったりモード&呼吸が速かったので、病院に。
想定外の連日病院。妹が3連休でよかった☆
相変わらず何も食べたいものがない、
食べたいものがあるけど気持ちわるい・・・って感じなので、
体がどんどん痩せていってしまうように見える。
でも、フミに合っている抗がん剤VCRのおかげか、ちょっと黄疸が薄くなったような?
通院を妹にお願いして、私はシゴトに。

シゴトの合間にちょこちょこっとメールが来てたんだけど、
「な、なにかフミにあったんじゃ・・・」と、実はびくびくしながら見てましたたらーっ(汗)
留置針を取るだけだと思ったら、今日も半日入院ってなったので、心配で。
最速で帰宅して電車途中下車して迎えに来てもらって。
夕方のフミのお迎えに私も行くことができた。
だって、妹は難しい単語とか説明、覚えきれないって言うんだもんたらーっ(汗)

手短に院長先生の今日の処置をまとめると、
・悪心があるのでムリに食べさせませんでした。
・吐き気止めを(サービスで)点滴に入れておきました。
・本日夜の分の輸液は、病院でやっておきました。

私の目から見たら、まだフミの状態はかなーり悪そうに見えるんだけど、
先生はそうじゃないみたい。
黄疸が少し薄くなったって言われたから、確かに良くなってるのかな?
でも、ごはんを食べさせることが出来ないんだけどどうしたらいいんだろう?
そう思って、院長先生に尋ねる。

り:ごはんは食べさせなくていいんですか?
院:悪心(おしん)がある時は、ムリに食べさせると吐いちゃうから。
  そういう時は強制給餌はだめで、点滴するしかないんですよ。


本 悪心(おしん)胸がむかむかして、吐き気のすること。嘔気。

そうなんだ。知らなかった。
食べさせないとどんどん痩せて弱っちゃう・・・ってすごい躍起になってしまう。
でもそうだよね、気持ち悪い時に口に食べ物突っ込まれたら、私も吐くわ。
食べないでじっとして(ぐったりに見えるけど)体力温存してる場合もあるって、
メールで教えてくれたヒトもいるの。
とはいえ、全然食べさせないと心配になるのも当然なワケで。

院:フェロビタとか持ってますか?
  口の中に缶詰とか入れ込むと吐き気がしちゃうから、口の周りにくっつけて。


口元とかに擦り付けておくと、ペロペロっとなめる習性を生かしたチューブの栄養。
確か家にあるはず☆
そっかぁ。
知らなかっただけで、いろんなテがあるものなんだなぁ。
悪心の時には食事はムリに取らせない。点滴で。かぁ。

ホントに大丈夫かな。
ニックネーム りゅう at 00:00| 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

合う抗癌剤と合わない抗癌剤

正確には「効果が見られる抗がん剤と、見られない抗がん剤」かな?
今日はちょっと大変だった。

肝臓の検査データが正常値よりはるかに高く、黄疸が出ているフミ。
抗がん剤VCRで状態がかなり良くなったことと費用の問題で、
4/16に「3週間に1度」で良い抗がん剤ADMに変更したのだけど。
そこからなんだか、イマイチ調子が上がらない・・・というか、
食欲の低下や肝機能低下が起きている。
輸液の報告とフミの診察で、午前中に病院に。
フミのシッコで黄色く染まった猫砂1カタマリ=1シッコ分も持参。
(だってあまりにも黄色なので心配)

この病院は腫瘍科認定医の院長先生と、男女2名の獣医師がいる。
今日は女の先生に最初見てもらってて、シッコの砂を見せて聞いてみた。
すると・・・
その思いっきり黄色のトイレ砂は、ビリルビンだけじゃなくてビタミンの色もあるんだって。
体が黄色いのも、黄疸だけじゃなくてビタミンの色もあるって。
そ、そうだったんだ。ビタミン剤の色かぁ。
すっごい黄疸かと思って心配していたから、ほんのちょっとだけどほっとした。

Q1 り:黄疸はどうして出るのですか?
1.腫瘍が肝臓まで行っている
2.ステロイドの影響
3.抗がん剤の影響
フミはこの3つが重なってどーんと来ちゃったのかな、ということ。

Q2 り:黄疸はどうしたら治りますか?
その素朴な質問に、女先生はにこっと笑った。
とにかく血液が澱んでいるので、今やってる輸液で循環を良くする。
あとは肝機能が戻ってくれば治るそう。
なかなか治らない場合は薬を使うんだって。

そっかぁ。輸液はそのためにしてるって理由もあるのね。
脱水予防だと言われてたけど、その背景には黄疸の解消もあったんだ。

Q3 り:ごはんは食べさせたほうがいいですか?
これは、吐いたり下痢がなければムリにでも食べさせたほうがいい。
でぶでぶの猫だけじゃなく、痩せてても絶食が続くと肝リピドーシスになるって。
栗とかでぶでぶだけだと思っていたので、ちょっと慌てた。
フミは幸い吐かないから、もっとちゃんと強制給餌で食べさせよう!

話しているうちに院長先生がやってきて、輸液はできた?って。
体重が昨日3.9kg→本日4.38kgという結果。
脱水を補正してもちゃんと体重が増えてること等等、ほめてもらえた♪

なんて言っていたら・・・午後は大変なことに。

夕方再び病院に
ニックネーム りゅう at 23:35| Comment(15) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

自宅輸液デビューを飾る

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今朝は自宅輸液デビューを迎えるという事で、めざまし時計を7時にセット。
・・・はりきってセットしたのに、"ON"にするのを忘れて鳴らなかったたらーっ(汗)
20分遅れでがばっと起き上がった今朝のりゅう。
今日はシゴトだから、輸液がどんなのものか謎だから、余裕を持たなくちゃね。

「皮下輸液用治療パック」と書かれた手順プリントと、
昨日先生に教えてもらってメモしたポイントが頼り。がんばるぞ手(グー)
説明の時に実際に目にしたシリンジ(ポンプ)はかなりの大きさ&太さ。
60mlのシリンジで、1回に2本=120mlを輸液する。これを1日2回すること。
体重1kgあたり60mlなので、約4kgのフミは1日で240mlの輸液をする。
こ・・・こんなにたくさん大丈夫なのか?
大丈夫でも大丈夫じゃなくても、やらなくちゃいけないんだからやるけどね。

そんな意気込みが天に通じたのか、自宅輸液デビューを華々しく飾ることが出来たかわいい
「私、輸液の才能(?)あるかも^▽^♪」と自賛。
翼状針を刺す時も、ちょっと手ごたえに驚いたけど、ぷすっと全部刺せた。
昨日の説明でも、若い先生は「女性の方が思い切りが良いのでちゃんとできるんです」
そんな風に言っていた。
「男はだめなんですよ〜びびっちゃって」と、先生、自分も男なのに^▽^。
フミは缶詰を強制給餌させようとすると、一時期のメイのように「ぐっ」と歯を食いしばる。
肝臓がダメージ受けてて、調子が悪いのわかってるから食べないのかな?
それともムリにでも食べさせないといけないかな?
いつも悩むのが、これ。
心を小鬼(鬼状態よりちょっと打たれ弱い)にしてぽいぽい食べさせても、
軟便や下痢、嘔吐してしまったら余計に衰弱してしまう。
せっかく体に良いものを分けてもらってるけど…これだと今は食べさせられないかも;;。

でも、やっぱり食べない事には・・・体力の維持はできないよね。
帰宅して、夜の輸液の前に、缶詰1/3を心を小鬼にしながら食べさせた。
私もそうなんだけど、
面倒だったり体調不良で空腹の度が過ぎると、食べなくても大丈夫な気がしてくる。
そのまま食べないでいると、食べたくても体が動かなくなってくるんだよね。
フミもそんな状態になっちゃってるのかもしれない。
幸い、吐いたり下痢がないから、少しずつでも食べさせなくては!

自宅で輸液はこんな手順なの
ニックネーム りゅう at 23:47| Comment(8) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

副作用ではなく黄疸が

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朝の強制給餌が進まない時点で、病院にいこう!と思った。
フミの呼吸は少し前の良い状態に比べ、速く浅くなってる。
「呼吸がおかしいって思ったらすぐに連れてきたほうがいいですよ」
ハクの呼吸異常で病院3に行った時、院長先生がそう言っていた。
ただでさえフミは抗がん剤の治療中。免疫力も低下している。
何かあったら大変。
今日は家のヒトが誰もいないので、友達のお父さんにお願いして病院に行く事ができた。
朝の7時半に電話したにもかかわらず、大変ありがたいことです。
でも…運転できるようにならないといけないよね。うーん。

・ごはんを食べなくなった。4/20から。強制給餌で缶詰。
・呼吸がちょっと変。
・シッコが黄色い時があった。
・痛そうじゃないけど口が違和感あるのかも。
・歯茎の色が少し薄くなったかも。

ADMの抗がん剤の後、帰宅してトイレに入ったフミのシッコが黄色かったの。
抗がん剤の色なのかな?と思っていたのだけど、
抗がん剤には黄色は入っていないとの事。
もちろんビタミンも入ってない。
(脱水症状が酷いと、シッコが黄色くなるんだって。黄疸の他にも)
私が口のことを言った時に、口内炎かな?と診察した院長先生が、
「白いというより・・・黄色が出てるかなぁ」と言った。
黄色?貧血じゃなくて?
とにかく状態は良くないから、そのまま一時お預かりで検査、点滴をお願いして帰宅した。

電話がないから大丈夫、死んだりしてない・・・とは思うものの、ぼんやり。
お迎えの時間まで、何をするわけでもなく。
先日買った「ペットががんになった時」って本を再度読んだり。

夕方、血液検査の結果はちょっと思っていたのとは違かった。

【4/21】本日のフミ
WBC:185 RBC:644 HGB:9 HCT:32 PLT:5
TP:6.4 AST:266 ALT:616 ALP:135 T-Bil:3.6

【3/24】初回のフミ
WBC:163 RBC:508 HGB:10 HCT:24 PLT:21
TP:5.4 AST:109 ALT:111 ALP:57 T-Bil:0.1

ちなみに正常値は、
★AST:0〜48 ★ALT:12〜130 ★ALP:14〜111 ★T-Bil:0〜0.5
肝機能の障害をみる項目が、軒並み恐ろしい上昇値になっている。
計数overだったALTは、計数できる位にはなったようだけど・・・6倍。

副作用じゃなかった
ニックネーム りゅう at 21:07| Comment(11) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

血液検査と副作用

フミやハクが通院している病院3では、毎回血液検査で体の状態を見てもらってる。
フミ1匹だけだった時は、いろんな項目を見てもらっていたんだけど、
ハクも追加され、財政が厳しいこともあって、
先生と相談の結果、絶対見たほうが良い項目だけをサーチすることに。
「費用の問題で血液検査を省くってテもあるけど・・・」って院長先生は言ったけど、
やっぱりそれはおすすめじゃないだろうし、
私としても状態に合わせて点滴とか治療をしてほしいから、検査は必須。

通院最初に危ぶまれた貧血は大丈夫になったみたいけど、油断ならない。

**主な項目説明**
WBC:白血球 RBC:赤血球 HGB:ヘモグロビン HCT:ヘマトクリット PLT:血小板
BUN:腎機能の1項目 ALT:肝機能の1項目 T-Bil:ビリルビン(胆汁関係)

注射フミの血液検査データ
【3/24】点滴:ロイナーゼ・L-asp

WBC:163 RBC:508 HGB:10 HCT:24 MCV:48 MCH:21.1 MCHC:- PLT:21
TP:5.4 ALB:2.3 Glu:116 BUN:25 Cre:1.3 AST:109 ALT:111 ALP:57 T-Bil:0.1

【3/31】抗がん剤点滴:VCR
WBC:135 RBC:478 HGB:7 HCT:23 PLT:25 TP:7.2 ALB:3.4 BUN:17 AST:43 T-Bil:0.2

【4/9】抗がん剤点滴:VCR
WBC:103 RBC:582 HGB:9 HCT:29 PLT:22 BUN:23 ALT:162 T-Bil:0.1

【4/16】抗がん剤点滴:ADM
WBC:99 RBC:586 HGB:9 HCT:29 PLT:13 BUN:18 ALT:OVER T-Bil:0.4

注射ハクの血液検査データ
【4/9】抗がん剤点滴:VCR

WBC:113 RBC:882 HGB:13 HCT:44 PLT:30 BUN:17 ALT:35 T-Bil:0.1

【4/16】抗がん剤点滴:ADM
WBC:124 RBC:724 HGB:11 HCT:36 PLT:29 BUN:12 ALT:52 T-Bil:0.2

状態はこんな感じ
ニックネーム りゅう at 00:00| 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

骨髄抑制

骨髄抑制がはじまったのかな・・・と思った。
正確に言えば、急にはじまったわけじゃないけど。
抗がん剤治療を始めてから、正常値内ではあるけど少しずつ減っていった白血球。
ステロイド薬を飲ませていた先日までは、
食欲旺盛だったためにそんなに気にしなかったんだけど。

今朝。
ハクはくしゃみが多くなり、じっとうずくまっていた。
フミは食欲旺盛からさめたように、以前のようにがっつり食べなくなった。
元気がないような感じ。ちょっと前までとうってかわって。

アドリアマイシンを打ってから3日。
食べたい気持ちはあるんだけど、興が乗らない・・・って感じのフミに、
缶詰の強制給餌もプラスすることにした。
やっぱり、首の周りとか痩せちゃったなぁ・・・って思う。
首周りが痩せるの、病気の時の痩せ方だよね。
骨髄抑制・はげ・消化器のトラブルが、抗がん剤治療の3大トラブル。
院長先生からも、熱・呼吸・下痢や血便のチェックをするようにって言われたの。
トイレもこまめに掃除。
食器もちゃんと洗って。
免疫低下している今をちゃんと乗り切るために、サプリも復活させる。
ちょっとした事で風邪を引いたり、そこから大きな病気に発展しちゃうんだもんね。
今すごく大切な時期だと思う。気をつけなくちゃ。
どうせ缶詰少し強制給餌するんだ。
ティスティビタミンとかタヒボ茶とかジェモセラピーとか混ぜちゃえ。
食べない事には骨髄だって、ぐぐっと抗がん剤でダメージ与えられてるんだから、
パワー不足になっちゃうもんね。

免疫力upキャンペーンは今までもやってきたはずなんだけど、
急に、何をあげていいのか、何をあげていたのかわからなくなったりもする。

ビタミンのおかげか、あたたかくしていたからか、
ハクもフミも少しだけど、朝よりは元気が出たようだけど・・・どうだろう?
空もすごいくしゃみ&血の混じったハナミズを出したので、
でも診察してもらうお金が今はないので、缶詰+サプリでなんとか。
痩せてるササも、ついでに一緒に。
ああ、クリーンルームと酸素吸入器がほしいなぁ。
もっとちゃんと、骨髄抑制についてしらべよう。

ステロイドって、こういう副作用(食欲旺盛)もあるのね。
フミは血液検査で肝臓のALTの数値が、計測不能なくらいoverになったため、
即日ステロイドの投薬は中止。
まるきちさんが前に、
ステロイド飲ませてるから肝臓の処方食を予防であげることにした、って、
なるほどなぁ。こういうことかーと得心がいった。
こうも肝臓にダメージを食らわすのね、ステロイドって。

でも、抗がん剤治療をする上で、ステロイドは使わないわけには行かないものなんだって。
こうやってこまめに血液検査をして数値をチェックして、使ったりやめたり。

ハクやササは缶詰が好きだから、a/d缶も良く食べる。
フミもすごく良く食べていたから、奮発して2ケース手に入れたのに・・・
昨日の夜からa/d缶を食べなくなった;;。がっくり。
もともとフミは、カリカリが好きだからねぇ。
アズミラやカッツフラッケンが体に良さそうと思ってまた購入したけど、
フミが好きなものでいいかな。
とにかく食べてくれることが大切。腫瘍に栄養が行かないのも大切。

痩せたなぁ、って思ってしまうと、心痛というか、かなり心に堪える。
メイの姿と重なってしまうから。
でもあせらずに行かなくちゃ。
食欲はある。自分で食べるものもある。強制給餌もできる。
栄養こまめに摂らせるから、がんばってね、骨髄。
ニックネーム りゅう at 23:59| 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

リンパ腫対抗ごはんを探す

楽しい我が家はWキャリアをはじめ、猫白血病+、猫エイズ+、陰性が混在。
みんなが一緒に楽しく暮らせるためには、やっぱり健康の基礎が大切なわけで。
健康の基礎といったら、やっぱりそれは「ごはんエサ」でしょう☆
そんなわけで再び「ごはん選び」について考えてます。

腫瘍科認定医である院長先生が、

リンパ腫で大事なことは、

あきらめないこと、食事の内容が大切☆ って教えてくれた。

ガンや腫瘍に関わった方は、病院の先生に説明されたヒトも多いと思う。
腫瘍は炭水化物(糖)を栄養にして育つけど、脂肪は栄養にできない。って。
薬や(脂肪分の多い)a/d缶で、癌細胞を「兵糧攻め」するんだよって、
院長先生も最初に言ってた。
そうか、だからa/d缶なのかぁひらめきと腑に落ちたのもその時。
メイは高脂肪分のこの缶詰で軟便になってしまうタイプでダメだったけど、
この缶詰は「悪液質」の子が栄養を吸収しやすいようにできているらしい。
幸い、フミもハクも、他の猫みんながつがつ食べたがるからこれをメインとして、
他にリンパ腫に対抗できる「食べ物探し」をしておこう!と検索。

070416a.JPG
動物が肉食って言ったって、肉の部分だけ食べてるわけじゃないんです。
皮もあって、筋もあって、内臓にはその捕食した動物が食べていたものがあって…
だから「生肉だけ」って食生活も自然ではないですよ。


って今日言われたのね。
そうだよね。
野生だからって、いつでも肉食できるわけじゃない。
食べ物がなければムシだって食べて、そうやってギリギリで生きるのが野生。
去年ホメオパシーの先生が、
「生肉だけあげて、ビタミンとかはサプリで補えばいい」って言ってたけど、
それはどうしても、私としては納得できなかった発言なんだけど。
本来肉食動物だから=生肉+サプリは、やっぱり納得いかないし、イヤだなぁ。
といいつつ、生肉はうちの猫のほとんどが大好き☆
衛生的に気をつけなくちゃいけないけど、生肉を食べるのもとてもいいと思ってるかわいい
フミも、ものすーっごく大好きで、ちょうだいちょうだいってすごいの。
とり農園の「とりのたたき」は私も猫も大好きな1品なので、
半額を知った私は、フミのために大量に購入しましたともGood(もちろんカード払い…)

ポイントは「低炭水化物」「脂肪」。
でも、調べていくうちに、うーん。と考え込むことシバシバ。

例えば、脂肪が多ければ嗜好性も増すし高カロリーっていうけど、
一口に「脂肪」って言ってもそれはいろいろ種類がある。
その中で「からだにいい脂肪」っていっても…例えばオメガ3やオメガ6。

・オメガ3(n-3系)はガンの成長を阻止する働き。
・オメガ6(n-6系)はガンの成長を促す働き。     がある。

じゃあ、オメガ3だけどーんとあげればいいかというと、
オメガ3と6は拮抗作用というか、どっちかだけあれば良いっていうものでもないそう。
オメガ3が豊富なフラックスシードオイルとか買おうかなぁって思ったけど、
この「3と6の適度なバランス」がどうなのか、迷ってしまって。
フミやハクの腫瘍を小さくするのにいいだろうるんるんと思ってあげたものが、
中途半端な知識のせいで真逆に悪い結果になったらヤだしがく〜(落胆した顔)
結局、何か自然な食事で補うのがいいのかなぁ…なんて思ってしまった。

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ニックネーム りゅう at 15:52| Comment(14) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

リンパ腫が2匹になったの

フミの3回目の抗がん剤点滴の今日。朝イチでハクも連れて行きました。
不自然な呼吸のハクは、食欲はあるけど食べられないって感じで。
熱はナシ。体重は5.2kg。
そして猫白血病のキャリア。
レントゲンを撮ったら、まるで先月のフミのように肺もおなかも真っ白だった。
070409b.JPG
後日書くけど、先生といろいろ話をして、
最低限の検査だけをして、外部センターには細胞診を出さないで、
先生の見立てでハクの治療もしていくことにした。
院長先生は腫瘍科認定医だから、外部センターに出さなくても私は異議ないし。
2匹で抗がん剤治療は、費用も厳しいからね…と、先生がいろいろな案を出してくれた。
血液検査や胸水の検査の結果を見て、
今日はフミとハクおそろいで、半日入院の抗がん剤の点滴をしてもらうことに。

2003年の夏、ハクを拾った時に、
「きっと病気を持ってるから誰ももらってくれないよ;;」と、
母親に対し泣き落とし作戦でうちの猫にした。
(もちろん実際はそんなことなく、キャリアでも里親さんはいるけど☆)
去年の検査で、猫白血病を持ってるってホントに確信したから、
こういう病気になってもおかしくないなぁって思ってたし。
だから別に、リンパ腫だったからって落ち込んでもいない。
胸水がたまっていたせいで呼吸困難に、と理由がわかってほっとした。
それなら、この病院に任せれば大丈夫。きっと大丈夫になる。

先生も言ってた。
「フミちゃんはここに来た時の状態は酷かったけど、レントゲンは健康な猫と変わらないね」
くっきりスッキリな肺とおなかのレントゲン写真に、先生も驚いたらしい。
まるで胸水がたまる気配ナシ。
それぞれの役割分担が上手く回っているおかげで、回復がスバラシイ。
ああ。ホントにありがたいなぁ。
ハクがそれと同じに回復するとは限らないけど、きっと大丈夫だと思う。
070409a.JPG
夕方迎えに行った時、ハクの胸水も見せてもらった。
右が90ml、左が110ml。フミよりは少ないけど、結構な量がたまっていた。
(フミは合わせて240mlあったからね…あらためて、フミの胸水の量の多さにびっくり)
胸水や腹水が抜けたハクは、実はそんなに「デブ」ではなかった…
すっかり呼吸も落ち着いて。
ごはんを食べた後、機嫌がよくなったのか苦しいのが減ったおかげか、
仰向けになってコロンコロン転がっていた。
ああ、よかったねかわいいもう大丈夫だね。
昨日は、今朝は、もう死んじゃうんじゃないかと気が気じゃなかったけど。

リンパ腫で抗がん剤の治療を2匹すると、検査代はそれぞれかかるんだけどね、
(検査で状態をチェックしてから抗がん剤を決定してほしいから)
「リンパ腫の治療でラッキーって言うのも変ですが…」と院長先生は言う。

抗がん剤の薬は1週間でだめになっちゃうんですよ。
でも1本を1匹で使うわけじゃないので、
フミちゃんとハクちゃん2匹で使えば、1本分の値段で2匹治療できます。


抗がん剤は大体1本1万円はするから、言い方は変だけど費用の面でそれはホントにラッキー。
よかったぁかわいいと喜ぶりゅう姉妹に、
「いや、でもリンパ腫なんでラッキーって変ですけどね^▽^」と先生も笑った。

070409c.JPG
"今日も点滴がんばったから、もう眠いのです"
フミにあった治療のおかげで、こんなにも短期間でよい状態になった。
費用の面で言えば、3週間に1度のスケジュールにする手もあるって言われたけど、
良い状態だからこそ、ここでしっかり治療を進めたいって、今日の点滴をお願いした。
抗がん剤の種類や頻度は、
院長先生たちが2匹の状態とうちの家計を考えてスケジュールしてくれる。
他の病院とは違うかもしれない。
他の同じ病気の猫さんとは違うかもしれない。
でも、それは個体差だから、違っても心配なことじゃない。
安心して治療を任せられる先生・病院があるって、こんなにも心強いんだねぴかぴか(新しい)

私もうちの猫たちもいろんなヒトに支えられて、今日がある。ってシミジミ思った。
みんなのおかげで、うちの猫たち、みんな大丈夫になっていきます☆よかった。
ちょっと体調が良くないので、今日の記事はこの辺で。
メールやコメントの応援、お見舞いのお返事に代えて。
みなさん、いつもありがとうかわいいどんな病気が来ても、きっと大丈夫だね☆
(もちろん、病気がこない方がもっとうれしいけど!)
しかしながら。さすがに私もつらいので、今日は寝ます眠い(睡眠)
メール等のお返事も今日はできません…ごめんなさい☆
ニックネーム りゅう at 22:10| Comment(15) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

寝姿で状態をはかる?

抗がん剤治療と薬と、みんなの応援のおかげでフミは良い状態になってきたと思うかわいい
070405b.jpg
"腫瘍科認定医の病院に行く前のフミ"
「これは絶対良くない」と焦って病院に行った3月下旬は、
胸水とかで呼吸が苦しいので、眠る姿がこんな風に↑べたっとうつぶせの状態だったんだけど。
その姿は生まれ変わる前の成と同じで怖かったんだけど。
それが少しずつ、少しずつ、変化を見せてきた。

元気な頃は兄弟のササのそばにいるか、みんなの猫団子。

団子中、踏まれたり蹴られたりするのでヒトリ高い所に避難。

少し高い所のクッションで少し上向きに、べたっとうつぶせ。

<病院3にて胸水・腹水除去&抗がん剤治療開始>

べたっとじゃない「スフィンクス」うつぶせ。

うつぶせだけど、腕に頭を乗せて少し体を丸く曲げて(つって形)眠る。

そして本日。

おなかをなでると丸くなってコロンとひっくり返るぴかぴか(新しい)

070405a.jpg
"本日のフミ:ちょっとおなかやモモがふっくらしてきたよ"

これは「フミコロン」と言って、機嫌のいい時にぐるぐるいいながらとるポーズぴかぴか(新しい)
ああ、フミコロンができる位、苦しいのが取れたんだ!
実際、胸水や腹水が溜まっていた時は、体が変な風に太って見えた。膨れてた。
でも今は(胸水は少し溜まってるだろうけど)膨れてない。
呼吸のペースもじっと見てるとわかるんだけど、ヘンに浅かったりしない。
ということは、あの複数の腫瘍のカタマリ達から、胸水の水が以前ほど漏れてないってことで。
ということは、腫瘍の炎症が抑えられてるってこと☆

悪液質でもあきらめることないよ☆
ニックネーム りゅう at 20:16| Comment(8) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月01日

細胞診診断書と治療計画

3/31が初めての抗がん剤だと思っていたけど、
その前に入院した先週、点滴で「ロイナーゼ」を入れていたフミ。
そのおかげかステロイド薬のおかげか、
のどのあの大きな腫れはみるみるうちに小さくなり、消えました。
朝イチで妹と一緒にフミを連れて行き、院長先生による状態の確認。
070401a.JPG
り:a/d缶を食べた後、カリカリもすっごくたくさん食べるんです。
院:ああ、ステロイドのせいですよ。ステロイドは食欲が出るんです。


あ、そうなんだ。元気になったからかと思ったのでちょっと残念。
東京のセンターに送っていた検査結果をプリントしてくれた診断書には、
「所見」「診断」「コメント」が記載されている。

<細胞診診断書>
☆所見
・腹腔内腫瘤の標本中には多数のリンパ系細胞が弧在散在性あるいは密に採取されています。
これらの細胞は中〜大型で各クロマチン結節に乏しい〜なんたらかんたら。
このような所見は、本病態がリンパ腫であることを支持するものです。
・脾臓の標本では裸核の細胞が多く詳細な評価は困難であり〜なんたらかんたら。
・下顎リンパ節の標本では反応性過形成の範疇を越える芽細胞の増生は認められません。
・胸水の標本では多数のリンパ系細胞がみられます。
腹腔内腫瘤と同様の腫瘍性リンパ球も多く出現しています。

<診断>
腹腔内腫瘤:リンパ腫(同義語:悪性リンパ腫、リンパ肉腫)
下顎リンパ節:リンパ節の反応性過形成
脾臓:非診断的所見
胸水:乳び胸水、腫瘍性リンパ球の出現

<コメント>
解剖学的分類はできませんが、猫の体腔内リンパ腫と考えられます。
多くは化学療法に感受性を示し、全身状態の改善は期待できます。
本例も全身的なスクリーニング検査を行い、今後の治療方針を決定する必要があります。


本 反応性過形成とは?
リンパ節の反応性過形成とはそのリンパ節が所属する部位、
(前足なら脇の下のリンパ節、顔なら下顎のリンパ節というような感じ)に炎症があると、
リンパ節に炎症細胞が増えるので腫れてしまうことをいいます。
これはその炎症がなくなればリンパ節の腫れも無くなりますが、
炎症が再発すればリンパ節の腫れも再発してきます


そんなワケで、しっかりリンパ腫であることが判明しました。
のどの腫れはリンパ腫の転移じゃないみたいでよかった☆
診断書のコメントにもあるように、血液とかでちゃんと状態を調べて、
その都度確認しながら抗がん剤の治療をすることに。

胸水や腹水の状態を見るため、レントゲンと血液検査、
そして抗がん剤を入れた点滴をするとの説明で、フミはいったん病院にお預け。
なんとなくそわそわして日中を過ごし、夕方急いでお迎えにいきましたよ。

今後の治療スケジュールを決めよう☆
ニックネーム りゅう at 11:51| Comment(12) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月30日

抗がん剤を始める前の1週間

新しい病院でリンパ腫らしいと診断されたのが先週。
何が何でも連れて行く!と、診察終了間際に駆け込んでよかった。
リンパ腫はできる限り早くに治療を開始した方がいい。
そう知っていたわけじゃないんだけど、
いつもに増して「早く病院に行かなくちゃ」と何かに急かされるように、
新・病院3に駆け込んだ。
きっとそれは、天国猫たちからのメッセージだったんだと思う。

腫瘍科認定医のいるこの病院に、もっと早く連れて来られていたら…。
そう思う気持ちもあるんだけど、
でも、ヘンだと思ってすぐに病院2には連れて行ったのだから、
その時まで病院3の事は知らなかったのだから、
ここは後悔すべきトコロじゃない。
今からできることを1つずつ、がんばっていくしかない。
そう思って過ごした1週間。
ああ、それでも23日にフミの診察をしてもらえてよかったなぁ。

リンパ腫の治療で大切なことの中に、食事がある。
これはあとでちゃんと記事にするつもりだけど、
院長先生がお勉強会で留守にしている31日までのこの1週間に、
院長先生から私たち姉妹に与えられた任務は、
”フミにちゃんと薬とごはんをあげること”だった。

・脂肪分の多いa/d缶をメインにあげて、炭水化物系を少なくする。
・抗がん剤を決めるまで、ステロイドと抗生剤を飲ませる。

薬はそのまま飲ませていたのですごい苦労をしていたのだけど、
ある日お母さんがベーコンに包んで差し出したら、
すごい勢いで薬ごとがっついて食べてしまった。
人間の食べ物(生肉とかお刺身以外で)は禁止令が徹底されていたので、
「何かに混ぜて・包んであげる」なんてことは、私には思いつかなかった^-^;。
a/d缶に混ぜることすら、思いつかなかったの。
「大丈夫だと思う☆」なんて明るい気持ちでいたのは事実なんだけど、
やっぱり、リンパ腫の不安はぎゅーっと私のシンケイを圧迫してたんだなぁ。
がんばらなくちゃ!って気持ちと同時に、体は思うようにいかなくて辛かった。

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ニックネーム りゅう at 22:52 | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

リンパ腫と腫瘍科認定医

「ペットをがんから救ってあげよう!」と診療費明細書に書かれた言葉。
日本獣医腫瘍科認定医の院長先生は、とても尊敬できるヒトだった。

19日のフミの診察で「治療法が見つからない」と病院2で言われた後、
それでも納得ができなくて、評判の良さそうな病院をいろいろ探し回って、
そこで見つけたのが今回の病院。
まだそれ程多くはない「腫瘍科認定医」がいる、って輝いて見えるでしょ☆
ちっちーちゃんの飼い主さんであるmarieさんが、
メールでリストを送ってくれたのだけど、その中にも載っている院長先生は、
「腫瘍」の事をとても詳しく、誤解のないように丁寧に説明してくれました。
ほんとに、この病院に辿り着いてよかった!

検査の結果は先にちょっと言ったけど、
フミはリンパ腫で、おなかの固まりはこぶしの大きさ位。
それは1個の大きさじゃなくて、いくつかのカタマリがかたまって見えているらしい。
のどの腫れてるリンパとおなかのかたまりの細胞診をして、レントゲンを撮って。
検査室の向こうから「うにゃー」ってフミの声。
こんな時でもフミの声っておっとり聞こえるんだよね。
朝イチでフミを病院に連れて行き、説明を聞き、そのあと出勤。
出勤先で院長先生から、預かってから行った検査や診察、おおよその治療費を聞き、
なんだか大忙しの1日だった、24日。

そして25日の朝イチでフミを迎えに行く。
院長先生はあいさつするなり笑って言った。
「フミちゃんは大人しくて穏やかですねぇ。しかもごはんをよく食べる!」
すごーくほっとした。さすがフミ。
070325b.JPG
病院自体もいい香り充満していたけど、フミもすごくいい香り☆
帰ってきたら、みんなでくんくん。

腫瘍の専門である院長先生と他の2人の先生、
合わせて3人でリンパ腫の末期って見立てをしていた。
県内でまだここにしかない装置で、血液の事もすごくよくわかる。
今の時点では貧血はないけど、網状赤血球の数値で、非再生性の可能性を言われた。
家で見た限り色はついてないけど、シッコも血尿だって。
脾臓や肝臓にも行ってるかもしれないね…って。
いろんなデータの「これとこれを見て、こういうことがわかるんだよ」って。
タンパクとかアルブミンとか、そういうのが少ないって事は、
ごはんをたくさん食べていてもそれが栄養に結びついていないという事。
なるほどなぁ、なるほどなぁ、と妹と2人で感心しながら説明を受けた。
「明るく前向き」な治療をモットーにしているだけあって、院長先生は例えがおもしろい。

内臓の先に腫瘍・ガンができたのなら、それを手術して取ることはできる。
リンパ腫のように全身にあるリンパ節の腫瘍・ガンは、たくさんの場所に散らばるから、
1個取っても2個取ってもイミがないでしょう?
腫瘍って言うのは、
「手術できるかできないか」じゃなくて、
「手術をするべき腫瘍かそうじゃない腫瘍か」に分かれているんですよ。


なるほどなぁ。そういうものなんだ。
フミの場合は手術できないから悪い、とかって言うんじゃなくて、
手術できるから「いい」、できないから「悪い」ってものじゃなくて、
一部じゃなく全体を一度に相手にする「抗がん剤治療」がその治療法になるだけなんだ。
要するに、パスタを食べるにはフォーク、スープ飲むにはスプーンを使うってことだよね。
スープはフォークじゃ飲めないし、パスタはスプーンでは食べにくいでしょ。
やってできないことはないかもしれないけど、非効率的。
だったら、フォークとスプーンを適材適所で使った方がいい。
なるほどなぁ。(自分で言って自分で納得☆)

データはデータ。必要以上にとらわれずに。
ニックネーム りゅう at 18:18| Comment(18) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

癌細胞について考えてみた

癌細胞ってすごく憎らしいヤツだと思っていた。
どんどん、どんどん増殖して、栄養を吸い取って。
しぶとくてすごーくダークなイメージの細胞だと思っていた。
「癌細胞が好き」ってヒトはあまりいないと思うし、
この病気と闘うヒト&動物にとっては完全にワルモノだと思う。
私だって、癌細胞は憎らしいもんね。

でもふと、妹と話をしていて考えた。
細胞の増殖や分裂の回数は、生物によってそれぞれプログラムされていて、
それによって秩序が保たれ、ちゃんとこういうカタチに体を維持してる。
細胞は基本、時期が来ると細胞自ら死を起こしてその役目を終え、
新しい細胞に後を任せて、この体を常に新しく保っているんだよね。
こういう細胞の死を「アポトーシス」って言うんだって。
正常だった細胞が異常を起こして、分裂や増殖に秩序がなくなってしまい、
異常に、延々と成長を続けていくのが、癌細胞。
良性の腫瘍はある程度の大きさで成長が止まるそうだけど、
悪性の腫瘍は歯止めが利かず、成長が限りなく続いて。
その宿主が死ぬ時が、成長の終点なんだって本に書いてあった。
最大の成長=死。
癌細胞は、死ぬために成長するの?

生きるって事は、死に向かって(死を迎える時に向かって)成長することなんだよなぁって、
昔考えたことがある。
最終点が「死」なんだったら、終わりってことなんだから、
それは「成長」っていえるのかなぁ…?なんて素朴な疑問を持ってて。
癌細胞は、死に向かってがむしゃらに成長してるんだよね。
何でだろう?

新しさを維持するためのアポトーシスから外れた細胞。
正しい道を外れて狂ってしまった細胞。
生物のプログラムとして、その死を願うのに、死ねない細胞。

癌細胞は、生物としてちゃんと死にたくて、
死を求めて、求めて、年を取ろうとして、
結果として異常な成長を遂げちゃうのかな。

なんか、そう思ったら癌細胞の存在が哀しくなった。
癌細胞だって、異常な細胞になんてなりたくなかったよね。
ちゃんと「正常の細胞」として、私たちイキモノの体を形成し、
時期が来て役目を終えたら死を迎えて、新しい細胞に後を託したいよね。
同じ細胞なのに、どうして狂ってしまったんだろう。

きっと、フミの体の中の癌細胞も「狂ってない!」って必死で、
細胞としての死を求めて、求めて、成長を続けるのかもしれない。

妄想なんだろうけど、そう思ったら、
フミの体の哀しい癌細胞にも願いをかけようと思った。
細胞としての安らかな眠りが、癌細胞にも訪れますように。
そして、フミの新しい細胞が元気な体を形成してくれますように。
どうかなぁ。癌細胞、聞き届けてくれるかなぁ?

今日、仕事前に行った新しい病院で、フミのおなかに腫瘍があることがわかった。
しかもそれは、1個や2個の話ではなくて、5・6個あって、
ステージとしても状態が悪い、進行している立派なリンパ腫だった。
院長先生からの電話で、
左右の肺から抜けた水は、合わせて240ccにもなったとの事。
迎えにいけないから、悩みに悩んで今日は入院。
そしてそのリンパ腫の状態で、決断して抗がん剤治療を開始した。
リンパ腫は、治療をしなければ平均余命は1〜3ヶ月しかない。
その話はまた後日。

抗がん剤で癌の成長を抑えて、フミにはしっかり栄養を摂ってもらって、
私はその癌細胞たちに、穏やかな細胞死が訪れることを願おう。

そんな思いついた話を妹に言ったら、
「いいハナシを聞いた>_<」と、何だか元気が出てきたようだった。
私もワルモノの癌細胞と闘うよりは、
哀しい癌細胞に安らかな眠りを祈る方が、なんとなくいいなぁ。
ニックネーム りゅう at 23:59| Comment(12) | TrackBack(0) | 注射 リンパ腫の治療(フミ:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする