2007年05月14日

旅立ちを見送ったあと

「旅立ちを見送ったあと」とは。
ほんとはもう、何もしたくない気持ちがすごく強いんだけど。
猫のごはんを考えることも注文することも、
何をやってもフミがいなくてつまらなくて、ばかばかしく思えるんだけど。
死んでしまった喪失感。
自分がしてしまったことへの自責と後悔。
みんなきっと、そういうものを抱えて「だれかたすけて!」って気持ちになると思う。
私も今、その真っ只中にいて、すべてがもうイヤなんだけど。

今は奈落の底にいる気持ちだけど、
でも、私はそこからいつか自分が抜け出していくことも知ってる。

「何とか這い上がろう」「でも別にいいや」の渦の中でいろんな事を考えることも、
時には気持ちが晴れ晴れすることも、
時にはすべて投げ出してわめいて泣くことも。
そのいろんな感情の輪をくぐって、またいつか元気になることを知ってるから。

同じように猫を見送って、悲痛を抱えてどうしていいかわからない。
同じように「だれかなんとかして!たすけて!」って、
そういう人の感情のひとつの指標になれば、と思って書いてみることにしました。

もちろん、最初は自責と後悔で暗いと思う。文章も内容も。
でも少しずつ気持ちが浮上していくことを知ってるから。
ほんとはメイの時にこれをしようと思ってたんだけど、面倒でやらなかっただけで、
あれほど落ち込み、悲しみ、心がぎゅっとしていた私が元気になったから、
きっとみんなも、乗り越えて再び平穏な思い出に笑えるようになる日が来ると思う。
私もまた、フミの帰りを楽しみに待てるように、なると思う。今はムリだけど。
ニックネーム りゅう at 23:59| 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飛行機雲に乗って

フミが死んでしまった5/14朝。
衰弱してはいたけれど、それでもいつもと同じように1日が過ぎると思ってた。
輸液をして、
前日に買ってきたカリカリの匂いをかいで、ぐるぐる言ってて。
それなのに、
どうしてフミは死んでしまったんだろう。

午後出勤だった私が家を出て空を見上げると、飛行機雲が見えた。

北東からどんどん近づいてくる飛行機。そのあとに続く飛行機雲。
駅に向かって歩きながら、
もうすぐ私の真上に飛行機がやってくるんだ、と思って見上げて歩く。

飛行機は音もなくどんどん近づいて、私の真上に来た。

歩く私の頭上を、飛行機は通り過ぎていく。
さっきまで私の真上にいたのに、今はもう過ぎてしまった。
さっきまで私の真上にいたのに、今はもう、あんなに遠くに行ってしまった。
頭上に残るのは真っ白い直線の飛行機雲。
何回も飛行機の軌跡を追い、その過ぎた時間を「飛行機雲」で実感する。
やがて飛行機は白くかすむ遠くの空に消え、
その軌跡の飛行機雲も薄れて消えた。

フミと同じ。
さっきまで手元にあったフミの命は、
あの飛行機と同じように、私の手元を飛び立って、あんなに遠くに行ってしまった。
4時間という、遠い時間に乗って、これから過ぎていく時間に乗って。

小さい頃からよく、こんな風に思うクセが私にはある。
時間を視覚でくりかえしくりかえし、こんなに過ぎたんだ、ってとらえるの。

「最初に来るのは自責の念」
ニックネーム りゅう at 23:50| 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

トイレの使用方法

061213.JPG
トイレの使用方法って、猫によって違う。
ふと気づいたんだけど、
なるはこうやって、トイレのフチに足をかけてする。
汚れるのがキライ?・・・すごいバランス感覚だなぁ。
フミもこうやってた。
そうかと思うと、トイレの奥にこもってする猫とか。
掃除してて思ったのは、
大用・小用と、何気にわけて使ってるような気もする。
トイレの使用方法。猫にもこだわりがあるらしい。

デジカメ使えないと、なかなかblog更新もままならず。
前の写真を使おうとMOを探すと、そこには元気なメイやリナがいて。
こんなにまるまるしてたのになぁって、どうしても考えてしまう。
去年は2005年組の写真がほとんどで、メイ達の写真はほとんどない。
まさか、こんなに早く死んじゃうなんて、思ってなかったから…
カメラ目線のメイと目を合わせて、
2年後にはこの世にいないって、思うはずもないよね、と。
やっぱりつらいなぁ。

でも、あまりの寒さに「寒いよ〜寒いよ〜;;」を連発していた時、
ふと「コトダマ」を思い出してこう言ってみた。
「めったん(メイの愛称)がいるからあったかい。めったんがいるからあったかい」
そうしたら…あったかくなった^▽^;。気がした。
My Roomの窓もキレイに拭いてぴかぴか。
窓の桟にたまったほこり、よわよわのメイがよくなめてて気になってた。
キレイに拭きながら、そんな姿を思い出して、また悲しくなって。
でも。
大丈夫。大丈夫。部屋がキレイになっても、配置が変わっても、
思い出は消えない。メイはこの部屋を忘れない。だから大丈夫。

なんか、そんなことを繰り返す日々。
改めてメイの存在の大きさに気づく日々。
後悔しないように、写真も動画もばんばん撮る事、おすすめします。
先にヒーター買うかデジカメ買うか、悩むなぁ。
ニックネーム りゅう at 22:45| Comment(21) | TrackBack(0) | 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

自主休業中

061113a.jpg
トウカゴの下段には天と華。上段にはなると栗。(デカイ…)
たぬきの向こうにはハク。
そろそろ保護して2年の「たぬき」。手前のサビ猫。
コマやもどきのサビ姉妹(多分)の母親とかじゃないかという猫。
2年経ってもヒトを怖がっているから、私たちももちろん触れない。
仕方ないよね、石を投げられ、水をかけられ。そうしたのは人間だ。
たぬきを触ったのは、空から始まった猫カゼ大流行で弱った時だけ。
でも、こうやって一定の距離さえあれば、そばでみんなとリラックス。
手を伸ばしたりしなければ、私たちの近くでみんなと猫団子もする。
想定外にホカク器に入っていた時は「え?誰?なんで入ってるの」状態で、
夜鳴きで大騒ぎして、手術したら放すしかないと思っていたんだけどね。
根競べで勝った。
でも、うちにきてよかったよね?たぬき。
みんなが同じようには生活していないけど、
みんなが「それぞれ」好きなように生活してる、それがうち。

061113b.jpg
栗はほんと、下半身太りがかなりのもの。
栗よりもハクよりも、ハルがいちばん大きいんだけど、スマートだからね。
ほんとにだるま型だよ、くーちゃん。それでいいのか?

寒くなったので、春先まで使っていた羽根布団を出した。
それが、敗因。
キリが冬と同じように、もぞもぞもぞっと足元にもぐっていく。
腕にいるのはメイ。のはずなのに、メイがいなかった。
なんでだろう?どうしてあのメイが発病しちゃったんだろう?
どうして死んじゃったんだろう?
写真でみかけるメイは、まだ点滴してる時だったり、猫じゃらししたり。
死んでしまった、って認めていないんだなぁと思った。
治してあげるはずだった。
治せるはずだった。
天達にかかりきりじゃなければ、メイやキリも寂しすぎなかったはず。
寂しすぎて、あの元気だったメイが発病してしまったんだと、
ヘンに責めるわけじゃなくて、考えた結果、そう思う。
私はメイが特別大好きだったから、どうしてもそうやってぐるぐるする。
でもいいんだ。
つらいけど、メイが好きだから、いないのがつらすぎるんだからね。
みんなと日向ぼっこして、もちろん私はしあわせ。
でも、メイがいないから寂しい。
そんなわけで。
ヒトを楽しいオーラに持っていけないので、自主休業中なのでした。
こんなのばっかりで、ごめんなさい。ペコリ。
でも今はほんと、時間が経ったはずなのにどうにもつらすぎて、ツライのです。
ニックネーム りゅう at 21:03| Comment(21) | TrackBack(0) | 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

ツマラナイ記事

1ヶ月前の今日は、早退させてもらってメイと一緒にお昼寝をした。
メイが生きていた最後の1日。
その今日、役目を終えた酸素吸入器が私の部屋から帰っていった。
「メイの酸素部屋」が部屋からなくなることが、大変怖かった。
酸素ケージがなくなっても、メイは私の部屋を忘れないから、
きっと大丈夫だと自分にずっと言い聞かせていたんだけど、
拠り所がなくなったのか、気分が安定しない。
何か疲れた。
メイが「戻ってくるからね」と最期に言ったから、
生まれ変わりをじっと待っているけど。


※以下の追記はホントにツマラナイことです。
例のタヒチを取り上げたblog友達は何も悪くないからね。
日本カモシカさん、ごめんね。ありがと。おやすみなさい。

ツマラナイハナシ
ニックネーム りゅう at 16:47| 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月28日

今頃犬君は

今頃、犬君は何をしているだろう。
久しぶりにどこかで、思いっきり走り回っているかな。
闘病生活が長かったから、まだゆっくりと眠っているかな。
犬君の疲れた古い体は、土の中、静かに眠っている。

その日も秋晴れ晴れだった。
犬君は「呼吸と同時に魂が抜けてしまった」とでもいうように、
目を開き、口を開けたまま、動きを止めていた。
数時間前、妹と一緒に日向ぼっこをさせていた姿のままで。
痛みをうったえる事も鳴く事もなかった。
偶然一致したりゅう姉妹の連休に合わせたような、意外な終わりだった。
午前中、病院で薬をもらってきたばかりだったのにね。
フツウにフツウに、静かな秋晴れの午後だったのにね。

お母さんはその頃、仕事をしながら犬君の声を聞いていた。
この辺犬いないしなぁ・・・空耳かぁヘンなの。と思ったそうだ。

手をケガしていても体調が悪くても、
出来る限り犬君を抱えて「散歩」に連れて行ってあげていたお母さん。
犬君はやっぱり、お母さんがいちばん好きだったんだねぇ。
だから、ちゃんとあいさつしに行ったんだ。

律儀な犬君。

その動かない犬君を前にして、お母さんは黙っていた。
毛布に包んで、少しでも温かさを保ってお母さんを待っていたけど、
手足や顔の冷たさはどうにもならなかったんだよね。
母:「鳴いたの?」
り:「全然。痛そうにしてなかったし、日向ぼっこしてたんだもん」

そう答えると、お母さんは少しほっとしたようだった。

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ニックネーム りゅう at 14:17| Comment(25) | TrackBack(0) | 虹 旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする